ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

02)トレーナーアドバイス・メニュ

声は力まない方がよいが

もともと声を力んで発声してしまっているタイプの人は、力まないで発声できるようなトレーニングをしていくことが必要になります。ただし、このときに誤解してしまいやすいこととして、声を押さないようにしようとして、今度は息もれ状態の声になってしまう…

レッスンと文献や動画情報などとの違い

自分が抱えている悩みに対しての解決方法を得るという意味では、文献や動画情報なども有効的であると思います。しかし、レッスンというものと、書物やネットに載せられている文献あるいは動画などの情報とは、決定的に違う部分があります。それは、状況に応…

声そのものから

感想を聞くと、まず以前より声量が出てきた、またはついてきたというのが多いです。 まず声そのものが表に表出されて表現なのだということを実感していただき、自分なりの個性を、オリジナルを磨き続けて欲しいと思います。 レッスンの始めに必ず、ブレスの…

歌の歴史~歴史以前

犬の遠吠えを聞いていると、それは犬たちの重要なコミュニケーションの手段なんだろうと感じます。強かったり弱かったり、長かったり短かったり。猛々しいときもあれば、余韻が消え入るように悲し気なときもあります。 ヒトの歴史を考えたときも、言葉が先か…

正解ばかり追い求めるとわからなくなる

世の中にはたくさんの情報があふれていますし、文字や耳でたくさんの情報を仕入れたり、その仕入れた情報をもとに正しいことをやろうと思っている人でも、いざやってみるとなるとなかなかうまくいかないと感じる人も少なくないと思います。これは、正しい情…

悩んだりわからないときこそ

声を鍛えていくこと、磨いていくことというのは、もしかしたら他の楽器の演奏方法を習得することよりも難しいことなのかもしれません。なぜならば、自分自身が楽器自体であり、また、日常生活において「会話をする」という行動をそこまで意識をしなくても行…

上達を妨げる要因

これまで多くの人々のレッスンをさせていただいてきて、著しく上達していく人、緩やかではあるが上達し続けている人、なかなかスムーズにいかない人など、数々出会ってきました。もちろん個人差があることは充分承知の上ですし、ほとんどの人はスピードの差…

「苦しまずに自殺する権利」を求める理由

日本の若者が将来に大きな不安を抱え「苦しまずに自殺する権利」を求めています。ある自民党議員のアンケート調査を読んで愕然としました。彼ら彼女らの困難の背景には日本社会に特有の問題があることが判ります。それは「超高齢化」です。医療経済学者の水…

自分の声

声の勉強を続ける上でさまざまな魅力的な歌手の演奏を聞き、自分の声に自信をなくすことは多いと思います。私は伝統芸能の世界に生きて来て師匠に就いて学んで来たので、より一層その思いを強く持ちました。というのは、そのレッスンで求められる最高の成果…

発声について情報に惑わされない

本、SNS、YouTubeなど、巷には発声に関するありとあらゆる情報があふれています。そして、その情報は発信者の解釈や発信者の言葉遣いによって内容も実にさまざまであり、受け取る側の解釈も千差万別、十人十色となることが予想されます。つまり、数式のよう…

継続は力なり

「休む」ということは、歩みが遅くなったり退化しやすくなるということにつながります。残念ながら、これは避けられない事実だと思います。自分自身の力で前に進み続けられるのは、相当訓練を積んできている人のごく一部で、おおよその人は退化しやすくなっ…

と[ʃ]のこと

外国語には日本語には存在しない構成音がいろいろとあり、日本語話者には発音するのが難しい音も多々あります。 代表的な例は[l]と[r]の区別ですが、これに関して私は初学者にはあまり厳しく言わないようにしています。初めは日本語のラリルレロでかまいませ…

上達する人、上達しない人

練習に熱中していくと、どうしても「高い声が出ない」とか「自分の声はこれで正しい方向なのだろうか」とか、近視眼的で視野が狭くなりがちです。そのときに大事なのが、冷静に全体を見渡す力です。凄い人になると、「舞台に立っているときに、もう一人の自…

冷静に見渡す力

練習に熱中していくと、どうしても「高い声が出ない」とか「自分の声はこれで正しい方向なのだろうか」とか、近視眼的で視野が狭くなりがちです。そのときに大事なのが、冷静に全体を見渡す力です。凄い人になると、「舞台に立っているときに、もう一人の自…

他人の曲でも自分の持ち歌のように

カラオケだったり、他人の曲をカバーする場合だったり、自分の持ち歌でない誰か別なアーティストの曲を歌おうとすると、そのアーティストの歌い方を真似してしまうという人はいないでしょうか。カラオケでよい点数を取ろうとすると、どうしてもモノマネ要素…

正解を知ろうとする

テストでもなんでも、間違うよりは正解する方が気持ちのいいものだと思います。しかし、正解を手に入れるためには、自分なりの式を組み立てて、自分なりの回答を作ることが重要になることもあると思います。その自分なりの回答を得るためには、たくさんの間…

気温差

気温が高かったり、低かったり、気温差があると、着るものでも何を着ればいいのか迷ってしまうような日がありますね。昨今の日本の気候は極端になってきました。 そのため、体調を崩しやすくなる人も多いのではないかと思います。体調を崩してしまうと、やは…

複数トレーナー制を活用しよう

一つの考え方やメソッドというのは、その人に合えば一気に伸びることがありますが、合わないと伸びないこともありますし逆のベクトルに向かうことだってあります。何でもリスクとリターンがあり表裏一体です。その意味では、一つのメソッドだけをひたすら繰…

胸に響かせるトレーニングの重要性

胸に響かせる、胸を鳴らす、胸にあてる、など指導者によっていろいろな言い方がありますが、特に初期段階としては胸に響かせる訓練は全トレーニングの中である程度のレベルで加えた方がいいです。 声を響かせることができるのは「鼻腔」「口腔」「胸腔」の3…

声は消耗品である

声が出しにくい人やもともと声が弱かった人であっても、トレーニングを積むことによってある程度声が出しやすくなったり疲れにくい出し方というのを見つけ、身につけていくことが可能になっていきます。しかし、そうは言っても、機械的に何時間も無傷で使え…

楽譜に忠実に演奏することの大切さ

楽譜には、作曲者が細かく指示をしているさまざまな情報が記載されています。旋律(メロディー)はもちろんのこと、テンポ(速度)、表現指示、強弱指示、スタッカートやアクセント・テヌートなどの演奏指示、休符など、すべてを挙げだせばキリがないほどさ…

胸に声をあてる

声をトレーニングしていくと、指導者によってどこに声をあてるかということで違いが出てきます。「頭頂部に響かせて」「糸で引っ張られているように」「マスケラ」「軟口蓋」「前にだして」などさまざまですが、初心者はまずは胸に声をあてるということを意…

声の基礎力を考えよう

ヴォイストレーニングでよくでてくる言葉として「共鳴」「響き」「支え」「呼吸」など、さまざまありますが、もっと基礎的な部分に目をむけると、話す声の強化がもっと上達しやすいです。「台詞」といってもいいかもしれません。声の世界では昔からよく言わ…

練習すると、後で腰に疲労感がでるときの改善方法

元々の姿勢が反り腰の人は、歌で踏ん張る際に反っている方向にますます力が入るため腰への負担が増えてしまいます。または歌う際に顎が上がる癖がある場合にも、反り腰の人と同じような体勢になりやすいので腰に負担がかかります。姿勢に関しては、ストレッ…

朝、声が目覚める発声方法

朝の早い時間帯は、まだ身体が起きたてなので声帯はもちろんのこと、身体全体も反応しにくい状態です。発声方法というよりも、まずは身体をほぐして声を出す準備をしてあげることが大切です。そうすることで、声が目覚めるまでの時間も大幅に短縮することが…

曲の歌い出しが不安定

曲の歌い出しが苦手だという人は、前奏のときに歌う準備が間に合っていないという傾向があります。具体的には歌い出す前に拍を数えていない、テンポ感を持っていない、ブレスのタイミングが遅い等があげられます。 たとえ前奏は聞き慣れているし歌が入るタイ…

ウの母音のトレーニングは基礎

日本語の5つの母音「あいうえお」の中でヴォイストレーニングの中でも特に使用回数としては少ないのが「ウ」の母音ではないしょうか。どの母音をメインで扱うかでもその指導者の指導意図や指導の癖が見えてきます。もし「ウ」の母音にこだわってレッスンをし…

トレーニングで何から始めればよいか

声のトレーニングをしたくても何から行えばわからない人は、まずトレーニングする時間だけでいいので普段よりも2~3割増しの声量で朗読することから始めましょう。もし声の基礎力がないころだと、これだけで身体や喉がつらくなってくると思います。そしてそ…

声種と性格

声種というのは主にクラシック歌手の声質の分類に使われる言葉です。声の高さや性質でソプラノ、メゾソプラノ、アルト、カウンターテナー、テノール、バリトン、バス等の分類があります。 女性の場合、高い声の人はソプラノ、低い人はアルト、中間ぐらいはメ…

呼吸の訓練

呼吸のトレーニングは肺を広げ、胸郭が広がるので身体への負荷が思っている以上に大きいです。トレーニングを続けていくと次第に肋骨が開いた状態で安定していき、通常が開いた状態になります。こうなってくると歌うことや、声をだすことはとても楽になりま…