ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

08)おすすめアーティスト・作品

「処方箋のないクリニック」仙川環(本)

有名病院の離れにある総合内科でさまざまな相談にのるちょっと変わった医師と看護師の話です。 サプリ信者、遺伝子検査、民間療法など現代医学だけでは解決出来ない問題をすっきりと解決していくので、読んでいても気持ちがいいです。頑固な患者の気持ちを解…

「 千と千尋の神隠し」(舞台)

ジブリ映画の舞台版を観ました。アニメの世界が舞台の上でも再現されていて驚きました。主要キャストだけでなく、出演者全員の力の結集が感じられました。また、舞台装置やパペットの動きも素晴らしかったです。

「円卓」西加奈子(本)

主人公こっこは小3。祖父母、両親、三つ子の姉の8人家族。決して裕福ではないが、愛情にたっぷりに育てられています。そして多様なクラスメートとの交流を通して成長していく様子を描いた物語です。 このクラスメートたちは、元ベトナム難民、在日韓国人、…

「リア王」(舞台)

役者さんたちの熱量が素晴らしく、圧倒されました。 400年前の物語ですが、衣装や舞台、小道具が現代風だったのには驚きました。 また、場面転換の方法が斬新でした。

「首都防衛」宮地美陽子(本)

地震を中心に日本を襲う可能性がある災害に対してどう備えるべきか、についてデータをもとに書かれています。 特に約320年前、わずか4年の間に関東の大地震、南海トラフ地震、富士山噴火が続けて起きていることに驚きました。 ただ怖がるだけでなく、今でき…

「侍ジャパン対欧州」(野球)

侍ジャパンの試合を観に行きました。プロの中でも選ばれた選手、サッと足を上げるだけでも美しかったです。ファインプレーも観ることができ、とても刺激を受けました。また、大学生が活躍し、プロではなくてもこんなに活躍できるんだと驚きました。 また、こ…

「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生 日本製紙石巻工場」佐々涼子(本)

東日本大震災で津波に呑み込まれた日本製紙石巻工場の再生の物語です。 いつも読んでいる本の紙がこんなにいろいろな人の手を介し、用途によって最適な紙になるよう心血注いで作られていることを知って驚きました。 また、震災後の避難や避難生活の様子など…

「とわの庭」小川糸(本)

目の見えない少女が主人公。母と2人で家に閉じこもり暮らしていたが、ある日突然母が出て行ってしまう。その後何年か1人で暮らし、やがて保護される。 保護された後は周りの助けにより自立して生きていく。 保護されるまでの前半部分は母とのいびつな関係や…

「ダンスライフ エピソード1」Amazon Prime Video

ドキュメンタリー番組。私は大学時代に音楽にもっとのめり込んでいればよかった、と反省しています。彼らの躍動感や努力にエネルギーをもらって情熱を持ってトレーニングします。

「 オデッサ」(舞台)

三谷幸喜脚本の舞台です。演じるのは3人だけで、複数の言語が飛び交うコメディです。3人の役者さんたちが、 2時間近く出ずっぱりで喋り続ける熱量に圧倒されました。

「お笑いライブ」

今日のレッスンで、普段、ほとんど笑うということをしていなかったので、お笑いのライブを観てみようと思いました。

「 ポトスライムの舟」津村記久子(本)

主人公は29歳、女性。工場の生産ラインで働きながら、カフェやパソコン教室でバイトもしている。そんな生活をしている自分が嫌になったりもするが、ある日、世界一周のクルーズの費用が自分の工場勤務の一年分の稼ぎと同じ163万だということを知り、お金を貯…

「燈火(ネオン)は消えず」(映画)

香港といえば、ネオンギラギラの夜景、と思っていた。少なくとも十年前、広東語初学者の自分が訪れた香港はそうだった。ところが今や、そのネオンの九割が撤去されているという。2010年の建築法等改正の法律が出来たためだという。ネオン職人だった亡き夫の…

「PERFECT DAYS」(映画)

役所広司がカンヌ映画祭で男優賞を取った映画です。東京の公園清掃員の主人公は安アパートに1人暮らし。一見負け組のような生活ですが、仕事は完璧に行い、生活のなかで無駄なことは一切しない。自分が必要だと思うことだけをし、自然の恵みに感謝し心豊かな…

「 モネ連作の情景」(美術展)

モネの作品だけが展示されている美術展でした。芸術家というと才能というイメージでしたが、自分の描きたいものをとことん追求する姿勢や世間に認められるための努力など並大抵ではないと改めて感じました。

「キッチン」吉本ばなな(本)

数年前に読んだ小説を読み返してみました。子育てを通して、自分自身の世界の見方が変わったことを感じました。

「さくら」西加奈子(本)

主人公は5人家族の次男。優しい両親と人気者の兄と美人だが性格に難あり、の妹。一見幸せそうだが、それぞれが生きづらさを抱えている。そして家族全員の癒しになっている愛犬サクラ。 兄の死、妹の引きこもり、母のアルコール依存、父の失踪と家族が崩壊し…

「青い壺」有吉佐和子(本)

ある陶芸家が作った青磁の壺が、贈り物、盗難などで様々な人の手に渡り最後に陶芸家の目の前に現れる、という話です。 13の短編からなり、登場人物の年代や家庭環境、職業は多種多様。青磁の壺は必ずしも物語の中心とは限らないのですが、思わぬところで登場…

「ハンチバック」市川沙央(本)

芥川賞受賞作。著者は重度の障がい者でこの小説の主人公も重度の障がい者。障がい者の視点で見る世の中は私が普通だと思っていたことと全く違う。 世間に対する痛烈な皮肉、批判に驚くばかりだった。

「ばにらさま」山本文緒(本)

6つの短編小説が収録されています。どの物語も日常にありそうな風景が思いもよらない方向に進み、葛藤する登場人物について描かれています。なんかなぁ、と思いながらも自分なりに引き受けて生きていかなければならない、誰もが少なからずそんな思いを抱いて…

「昭和記念公園」

紅葉を見にいきました。郊外にあり、とにかく広い公園で、人出多くても広いのであまり気になりません。普段スマホやパソコンの画面を見ていることが多いので、自然に囲まれるとホッとして、癒されます。

「TRUTH」スーザン・バトソン(本) 

それぞれの人が持つ欲求についての説明と、演技でキャラクターに取り入れるための本ですが、人生の生き方にも影響を与える考え方・行動の仕方だと思いました。

「君たちはどう生きるか 」吉野源三郎 (本)

4、5年前に一度読んだのですが、最近ジブリの映画で話題になったので、また読んでみました。15歳のコペル君の日常生活の中での出来事や悩みに対して叔父さんが答えをノートに記す、という形で物語は進みます。叔父さんはコペル君にいろいろ指南しますが、1番…

「モーニング・ショー」(ドラマ)

プロフェッショナルとは、言葉と人間関係、組織や社会について考える機会ができた。俳優さんのセリフの声に刺激をもらいました。

「揚羽蝶が壊れる時」小川洋子 (本)

祖母に育てられた主人公だが、その祖母が認知症になり施設に入ることに。認知症の祖母の奇怪な行動を見るうちに、祖母は正常で、異常なのは自分かもしれない、と思うようになる。普段私は自分の側が正しいし普通だ、と思いがちだが実はそうでもないのかもし…

「ウルトラライトサックス SONY 」(電子楽器 )

鼻歌を歌うとその音がサキソフォンの音になって楽器から出てくるという物ですが、面白い体験ができました。 歌とは、ただの音の連続ではなく、メロディーとして発声しなくてはならないこと、それ以前に、息で支えないと音にならないことを体感できた貴重な機…

「冷めない紅茶」小川洋子(小説)

中学の同級生の葬式でK君と再会した主人公はK君夫妻の家にたびたび遊びに行き、とても心地よい時間を過ごす。 しかし、K君夫妻との時間は現実的でなく、不思議なことがおこる。物語のなかではっきりと示されてはいないが、K君夫妻はこの世にいない人たちなの…

夏川りみ

コンサートに行った。生の声はスマホで聴く声よりとても綺麗で美しかった。トークも含めて、歌手の人はエネルギッシュだなといつも感じる。歌手によってまた曲によってリズムの取り方はちがうが、今回のコンサートでは身体の重心を左右にゆらしながらリズム…

いろんなジャンルの曲

アニソンが好きで今まで狭いジャンルの曲しか聴いていませんでしたが、もっと色んな曲を知りたいと思い今年の初めくらいから今まで聴かなかったジャンルの曲を聴くようにし始めました。 昭和の歌謡曲や洋楽、ラップなどの良さが分かってきました。

「らんまん 」(NHK朝ドラ)

植物学者牧野富太郎とその妻をモデルにしたドラマ。主人公はもちろん魅力的ですが、その周りの人々にも必ず見せ場があって、どんな人にもそれぞれの人生があり、社会の中で役目をはたしている、と感じられるところが素晴らしいです。