ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイストレーニングに関わっている方と、ブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

まずは大きな声から

地声、裏声、ファルセット、胸声、頭声、など、声にはさまざまな呼び方がありますが、基礎の基礎という面でいえば本来鍛えるべきなのは台詞のような声。大きな声、はっきりした声、滑舌のいい声ということにつきると思います。これは、ポップスもオペラ歌手もです。

お笑い芸人の人々に歌がうまい人が多いのは、与えられた時間で、笑いとインパクトを残すことをずっとやってきています。突っ込みの間、切れ味、声の張りなど稽古と現場両方で鍛えられた声は、現在の日本の芸能界では主力といってもいいのではないでしょうか。しっかりとした声で鍛えられたところから、それぞれの分野での発声のメソードが入ってくると、より効果が高いと思います。

世界的なソプラノ歌手のマスタークラスでの一コマをご紹介します。すでに劇場で歌っている若いソプラノ歌手にこんなことを言っていました。

「あなた、今全部ファルセットで歌っていたわね。歌いなおして」

「ファルセットでしたか。」

「それもわからないの。」

響きだけを求めると、声はどんどん軽くなり、喉も浮いてきます。

しっかりとした声の力と支えをともなった声の響きでなければ、このような状態を招いてしまいます。

体をしっかりと使っているという観点だけなら、お笑い芸人も声楽家に負けていない部分があるかもしれません。(♭Σ)

ベルティング

私がベルティングの発声を習ったのは3年前です。ポップスでも使われるしオペラでも使われる、オペラの場合はあまり教育機関などでは教えない、劇場などで声を飛ばしながら覚えていくと言っていました。高音や劇的な表現でこのベルティングを使うと効果が高いということです。

凄いテノール歌手が聴かせるハイCはベルティングの要素が必要だと。そしてポップスでもホイットニーヒューストンやマライア・キャリーなどがベルティングを使って高音を出しているとも言っていました。

ベルティングは喉や声に危険という言われ方をされることも多いですし、それは否定できません。多くの人が「強い地声で高音をだす発声」ととらえがちですが、必ずしもそうではありません。呼吸と呼吸の圧迫からくる発声をタイミングで出すものです。パワーや音量で出すものではないということです。このタイミングを見失うとただの吠える声、叫ぶ声になってしまい喉への影響は悪いですが、適切に決まった時には劇的な音楽効果をもたらします。

ただし、決して一人ではやらず指導者とともに行うことをお勧めいたします。(♭Σ)

 

今日のトレーナーのメッセージ

曲を歌っていきましょう!この曲は、ちょっと苦戦している中間音域から高音域への胸声と頭声の移行を練習するのにとても良い音形なので次回も練習していきましょう!歌詞の母音は歌舞伎役者のようにつなげて歌います。
引き続き母音を繋げて歌うこと、口腔内の空間の維持など。効率的に歌う技術を活かしてやりましょう!(♯Δ

今日のトレーナーのメッセージ

ボールを投げながら声を出す練習をしました。ボールが手から離れる瞬間と、声が出る瞬間を合わせるようにすると、体の使い方が分かってきます。喉だけでしゃべっているときは、先に声が出てしまい、一瞬遅れてボールを投げていました。(♯∂

今日のトレーナーのメッセージ

ビックリしたときのような胸郭の開きを大事にブレスをとり、その体をしっかりキープして、胸の振動を感じながら発音できると、しっかりした素晴らしい状態に聞こえました。
この感じに慣れていけると、高音域も輝かしくなっていくと思います。(♭Я

今日のトレーナーのメッセージ

息と体とがつながってきているので声が充実してきこえてきましたブレスで広がった胸郭をキープすることをさらに体が覚えていくとさらに充実していくと思います。(♭Σ