ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

野沢雅子さん

声優の野沢雅子さんが第71回菊池寛賞を受賞されました。コメントで「声優というお仕事が大好きです。182歳まではやろうと思っているんです」とのことでした。「鉄腕アトム」「銀河鉄道999」「ドラゴンボール」などの人気作品の主演を務め、現在公開中の映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」では、目玉おやじとは別の妖怪の声もされているそうです。

「昭和記念公園」

紅葉を見にいきました。郊外にあり、とにかく広い公園で、人出多くても広いのであまり気になりません。普段スマホやパソコンの画面を見ていることが多いので、自然に囲まれるとホッとして、癒されます。

声種と性格

声種というのは主にクラシック歌手の声質の分類に使われる言葉です。声の高さや性質でソプラノ、メゾソプラノ、アルト、カウンターテナーテノールバリトン、バス等の分類があります。

女性の場合、高い声の人はソプラノ、低い人はアルト、中間ぐらいはメゾソプラノとわけ、オペラでは声種別に役柄が決まっています。ざっくり言うと、お姫様や若い娘役はソプラノ、お母さんや悪女役はメゾやアルトが努めることが多いです。

ではどうやって声種を決めているのかというと、もちろん持って生まれた声の高さなわけです。これはある程度、声帯の大きさで決まります(実際はもう少し複雑ですが)。

しかし訓練した歌手は高い音も低い音も歌いこなせます。その中でどの音域が一番美しく鳴るかが大きな要素となってきます。アルト歌手だからといって高い音が出ないわけではなく、低音が得意だからアルト歌手なのです(中には高い音が全然出ないアルトもいますが)。

そして持っている声以上に、その歌手の性格も声種を決定する大きな要素となります。ソプラノになる人は、私がプリマドンナ(主役)だと疑わない性格をしていることが多いですし、メゾやアルトになる人は落ち着いた性格の人が多いです。往々にしてソプラノとメゾソプラノ、あるいはメゾソプラノとアルトの間には、声そのものの明確な差はないものです。

もし自分の持ち声と自分の性格が一致しないと感じる場合は、自分で無理に声種を規定せず柔軟にやっていくのも一つの方策だと思います。

 

「TRUTH」スーザン・バトソン(本) 

それぞれの人が持つ欲求についての説明と、演技でキャラクターに取り入れるための本ですが、人生の生き方にも影響を与える考え方・行動の仕方だと思いました。

寒暖差アレルギー

気温の寒暖差が大きく、体調をくずされる人が多くなってきました。

風邪やインフルエンザのほかに、寒暖差アレルギーになっている場合があるかもしれません。上着などで温度調整や、喉のためにも首元を温めるようにしてください。

今日のトレーナーのメッセージ

舌根と軟口蓋を離して、自分よりも先の位置から発音をスタートしているようなイメージをもって、明るくハッキリ発音することを心がけて戴くと、徐々に開放感のある声になっていくと思います。(♭Я)

レッスンからの声

スクワットの状態だと踏ん張れる感覚がありました。

息を吸うのを意識的にではなく自然に取り込む感じを掴めました。

口をはっきり動かしすぎることを指摘していただきました。

背中の状態など身体の動きや、キープできているかを確認する(感じる)ことが大事だということ。

身体の使い方で、息や言葉に変化がすぐに現れること。

今日のトレーナーのメッセージ

曲を続けて歌ってみると、部分練習とは違った課題が見えてきますが、それはそれで良いことです。発声練習でも音域を広げながら、どんどん曲を歌いやすくしていきましょう。(♯α)