ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイストレーニングに関わっている方と、ブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

続けなければ維持はできない

「声を磨く」という分野は、スポーツなどの分野と共通している部分があると思います。レッスンのなかでは一時的に改善されることがあったとしても、それを定着させること、そして維持し続けるということは、簡単なものではありません。あたりまえに動けるようになるまで、課題と向き合い、繰り返し試して、そのなかから更にレッスンのなかで改善され…、という作業の繰り返しを行い続けて、ベストパフォーマンスな状態を維持しやすくしていくことが重要だと思います。

そのためには、一度見えたゴールに甘んじることなく、生涯にわたってレッスンと練習を積み重ねて、絶えずメンテナンスし続けていく作業が必要だと思います。特に自分の目指すものが険しい道である人は、より一層絶えず努力し続けることが必要なのだと思います。歩み続けているうちは、微細な修正でメンテナンスが可能だと思いますが、一度リタイアしたような状態になったものをレストアするのは、並大抵のものではありません。できる限りベストな状態を維持したいのであれば、レッスンと練習を絶えず続けることだと思います。習慣化すること。それが、ブレをもっとも防ぐ方法ではないでしょうか。

今日のトレーナーのメッセージ

Keyポイントは『湿った声』です。喉がカサつくなぁとか、イガイガするなぁとか、咳が出やすいなぁと思うときは極力意識して息を吐きます。湿った息をどう使うか?!
これをイメージしながら歌うと、ゆっくり息を送り、声帯を鳴らそうとするので効果的です。試してみてください!次回も歌を中心にします。(♯Δ)

今日のトレーナーのメッセージ

胸郭をゆったり開いて、低速で(ただし均等に)息を使って低い声を出す練習をしていただきました。低音に早い息は必要ありませんが、息の量がブレないようにキープすることが肝要です。自転車をゆっくり、倒れないギリギリの遅さで漕ぐのが難しいように、集中の必要な作業です。(♯∂)

できるだけ声を出そう

緊急事態宣言で、皆さん苦労されているようで、平時に比べて声を使う機会が極端に減ったという人がとても目立ちます。そして、衰えてしまっているのではないかと不安に思っている人も多いようです。

声というのは、使い過ぎても使わな過ぎてもよくないものだと思います。程よく使い続けることで、声としてのベストパフォーマンスを出しやすくなっていくものではないかと思います。とはいえ、このような事態のなかでそんな理屈ばかりを言っていても何にもなりません。ですので、少しでも今までの感覚を思い出し、維持しやすくする方法を考えたいと思います。

例えば、歌うことや表現としての語りなどの声を使うこと以前に、今までよりも「会話」そのものが減っていたとしたら、できる限り誰かと会話をするように心がけてみましょう。その際に元気にハキハキとしっかり声を出して会話をするとよいと思います。声をしっかり使って人とコミュニケーションをとるということは、声そのものを磨くことにもつながりますし、心身の健康維持という観点からもおすすめです。