ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

「処方箋のないクリニック」仙川環(本)

有名病院の離れにある総合内科でさまざまな相談にのるちょっと変わった医師と看護師の話です。

サプリ信者、遺伝子検査、民間療法など現代医学だけでは解決出来ない問題をすっきりと解決していくので、読んでいても気持ちがいいです。頑固な患者の気持ちを解きほぐすのは、医学的な知識よりも相手の気持ちを汲み取り共感する力だと感じました。

声の基礎力を考えよう

ヴォイストレーニングでよくでてくる言葉として「共鳴」「響き」「支え」「呼吸」など、さまざまありますが、もっと基礎的な部分に目をむけると、話す声の強化がもっと上達しやすいです。「台詞」といってもいいかもしれません。声の世界では昔からよく言われる「喋るように歌って、歌うように喋る」は、まさにこのことを言っています。台詞と歌が同じラインにあることで、クリアな発音と声の飛びが可能になります。

叫んだり、怒鳴るのではなく、話す声が飛ぶようになる。これがとても重要です。叫んだり怒鳴らなくても、豊かな音量と明瞭な発音をもっている。これが声の基礎力です。高い音がでるとか何オクターブでるというのは基礎力ではありません。

豊かな台詞の声は声門閉鎖がしっかりとおこなわれているので息漏れが少ないです。息漏れがしている声では喉へのダメージも大きく、ガソリンが漏れている車のようなものでうまくコントロールが効きません。しっかりと身体から発せられた話す声を基礎として歌のトレーニングを行うと比較的早い段階でさまざまな声の技術を習得しやすいです。

SHIBUYA TSUTAYA

渋谷のTSUTAYA(ツタヤ)が、リニューアルオープンしました。観光スポットとして、渋谷のスクランブル交差点を見にくる外国人の集客も見込んでいるそうです。

地震

このブログの記事を書いているところで地震がありました。震源地は茨城県北部で震度4を観測しました。今月は各地で大きな地震が起きています。防災用品の見直しをあらためて行ないたいと思います。

今日のトレーナーのメッセージ

イエアオウのロングトーンの発声で上手くできたように、「はじめにいい響きをつかんだらそこから離さない」ということを歌の中でもやっていきましょう。

頭に本を載せて歌う(=首を無駄に振らずに歌う)をやってみると、いい響きの位置がズレないので良い訓練になります。(♯∂)

レッスンからの声

高い音は口を大きく開ける 力んで出すのではなく、息をたくさん吐くようにだす。

力まないほうが出ると体でわかってきた。

高く伸ばすところはよく狙って、出すぞと思ってから思いっきり出す。

低い音から高い音にとぶときは、低い音は出しすぎず次の高い音に向かう気持ちを持って出す。

高い音へ向かうときはだんだんクレッシェンドしていく。

今まで言われていた事がだんだん分かってきました。

ここでこうすると良いと気付けるようになった。

チェチェン共和国のテンポ規制

チェチェン共和国では、チェチェンの伝統音楽について、テンポが速すぎる曲、遅すぎる曲を禁止することが発表されました。認められるのは、1分間に80~116拍のテンポに収まる曲のみになるため、規制対象の伝統音楽曲は、6/1までに書き直す指令がでているそうです。

GW(ゴールデンウィーク)について

第4週目に入り、今月のレッスンが終わられた人もいらっしゃいます。今週末から、GW(ゴールデンウィーク)に入りますが、レッスンは通常どおりに行います。5月のレッスン日を確認されたい人は、お知らせください。