ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

一年の計は元旦にあり

私は大学ノートに日誌をつけて居ます。日記ではなく日誌です。毎日、その日にやるべきことを箇条書きにして、やり終わったらマーカーで消して行くやり方です。その最初のページには目標を、例えば年間の目標として「月二冊以上の本、二本以上の舞台か映画、一回以上の展覧会」を書き留めます。そして次のページに書くのが、下記の文章です。

「今日あなたが無駄に過ごした一日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった一日である。

決して冷めない狂おしい程の情熱を持って行動を繰り返せ。

人間は未来のことを考えるときにうまく行ったらこうなるということ以外に、うまく行かなかったらどうしよう。それどころか、どうせうまく行くはずもないといったことを一緒に考えてから自分のやるべきことを決めてしまう。大きな夢を抱けば抱くほどそうだ。そしてうまく行く確率の方が低いと決めつけ、夢に向けての行動を続けることを宝くじと同等の非常に確率の低いものに投資する行動とみなしてしまう。そして夢に向けての行動を取ろうとしない。

しかしそれは間違っている。もし全てがうまく行くとしたら、絶対に欲しいものが手に入ると約束されているとしたら、あなたは何を目標とし、それに向けて何をしますか。

あなたは知っていますか。あなたにはそれが約束されていることを。

全てがうまく行くとしたら、絶対に欲しいものが手に入るとしたらと考えたときに出てくるものこそがあなたの本当にしたいことであり、必ず達成できるゴールだ。

無論夢を抱くだけでは、どんなに強く思っていても達成するのは難しいだろう。

大きな夢であればそれを達成するために必要な時間も多くなる。しかし手に入らないものではない。私達の未来の夢は、絶対に手に入ると狂おしい程に信じて、それに向けての情熱を絶やさずに行動を繰り返す限り、それがどんなに大きな夢であっても達成が約束されている約束の地であり、それを確率の低いものに変えているのは、冷静な分析と称して行動することなく頭の中で繰り返される消極的な発想に他ならない。」

もう60冊以上のノートに書き留めて、心新たに進んでいます。