ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

「浅草演芸ホール寄席」(古典芸能)

初めての寄席。神田伯山の表現に感動して近い距離感で聞いてみたいと思い向かった。芸というのは様々なジャンルがあるのだなとまず思った。人を前にして表現するということを利き手という立場で体感した。自分や他のお客さんの反応を受け取って次の言葉や芸が行われる。聞いているだけなのに近い距離で会話しているように感じられた瞬間が何度かあった。伯山に関しては一度聞いたことのある演目であったため鮮度は感じなかったが、迫力と身体を使って消費して表現しているというのを感じた。相当の修練を積んでこの形になっているんだなというのが近くで見て理解した。近い距離で表現を感じることは学びが多いと確信できた日だった。