ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

今日のトレーナーのメッセージ

緊張状態ではないリラックスした状態を心がけ、口の奥の空間が縦に広く保たれる状態→ゆったりと体が広がるようなブレス→広がった体を保つ→発音前に息を吐かない→発音という流れが作られるとしっかり聞こえるようになると思います。

出てくる声の質や声帯周りのことはあまり考えすぎない方が、やりやすくなると思います。(♭Я)

レッスン効果

無駄な力を抜くことも、発声中はもちろん、日常生活でも気をつけていたら、やっと少し抜けるようになりました。そしてしっかり抜けた時は納得のいくいい声が出るし、大小高低緩急などのコントロールも自在にできます。今まで数えきれないほど口ずさみながら、一度も正確な音程を取れなかった歌が、うまく力を抜けたら初めて正確に歌えました。私はまだ力を抜くことにかなり注力していないと抜けないので、プロの歌手は楽器を弾き、様々にパフォーマンスをしながら、役者は衣装を着て、小道具を持って芝居しながら、力を抜き続けているのかと思うと気が遠くなりますが、焦らず一歩一歩進んでいきます。

ヴォイトレQ&A(同問異答)(20人のヴォイストレーナーと専門家の回答)ブログ

ヴォイトレQ&A(同問異答)(20人のヴォイストレーナーと専門家の回答)ブログを更新しました。

今回は、こちらの質問です。

Q.「よくヴォーカリストの○○に似ている」と言われるのですが、「歌がつまらない」、「何を歌っても同じように聞こえる」とも言われます。どのようにしたらよいでしょうか。

レッスン効果

意識をもってその場に立つこと

それだけで1回1回のレッスンや日々の過ごし方が変わっていくということを思い出した

自分の体の感覚に常に敏感でいたいなとも思った

失敗に気づき修正していく柔軟な力をより伸ばしていきたい

前に進むという気持ちを大事にしたいと感じました。

「レッスン前提出シート」の重要性

声という楽器は、目に見えず、出している自分と聞いている人で聴こえ方が違うという前提があります。その意味では「本日までのトレーニングでおこなったこと」はとても大事で、どのようなトレーニングをおこなってきて今の状態になっているかを知ることは解決へのとても重要な手がかりとなります。

そして、今、何に悩んでいて、どんな方向性に進みたいか、何ができていて、何ができていないを自覚するためにもこのシートはとても有効です。何よりも自分の状態を言葉にして相手に伝えるということも、とても大事なトレーニングとなります。自分の声の状態を説明するだけである程度の時間がかかってしまう場合がありますが、文字に簡潔にまとめることでレッスン時間の有効活用となります。

医者もまずは自覚症状や状態、過去の病気などを患者から聞かないと診察できなかったり、薬剤師がお薬手帳をみてアレルギーや飲み合わせなどを考えるように、我々トレーナーもクライアントの状態を知るということが最初におこなうとても大事な作業です。その意味でレッスン前提出シートは、現状が把握しやすく、レッスンも進行がスムーズになります。

レッスンにいらっしゃる前にこのシートで、レッスンまでの自分を振り返ってみてほしいですし、このシートにしっかりと書けるようなトレーニングを積んでほしいと思っています。

レッスンからの声

動きのある表現

呼吸をする前に映像を切り替えその時の体の反応で表現

この心情のときの体はどんな動きをしていたか

明確に動をやる意識がない 普段の生活での経験を増やし感じることで変わってくると思った

「 リリー・マルレーン」(ミルバ)

実家に忘れてきてしまったが、昔、リリー・マルレーンの入ったミルバのCDを持っていた。

大学生の頃に聞いていたが、バンドの音が静まった後の独唱部分、静寂の中に響く感じが圧巻だった。

第二次世界大戦中に、故郷を思う兵士たちが、ラジオから流れるこの歌を聞いて涙したという。

他の歌い手もたくさん歌っているので、聞き比べてみたい。

「ともしび」移転

歌声喫茶「ともしび」が新宿駅前から高田馬場に移転し、2年ぶりに営業を再開しました。現在は、コロナ対策で、予約制になっています。男性5人組コーラスグループの「ベイビーブー」も駆けつけ、開店を祝われました。

今日のトレーナーのメッセージ

コンコーネ40番、よくなってきました。間違いやすいところも修正されてきました。

この調子で、曲に慣れていきましょう。

38番、後半も非常によく歌えていました。前半と共に合格です!(♯Δ)