ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

今日のトレーナーのメッセージ

大事なこととしては、焦らないことと、ブレスの前に口が狭くならないことを心掛けましょう。そして、胸郭が開き、その開いた体をキープした状態で発音できると、出しやすくなると思います。
焦らずに、体の準備のタイミングに慣れていきましょう。(♭Я

今日のトレーナーのメッセージ

鼻を長くして下に少し下げることでお顔を少々下向きにさせ軟口蓋を高く上げるフォームを作っていただきました。何かにかみつくような口蓋の使い方です。ずっと同じ喉の形を維持できるといいと思いました。音を階段でとらえずにレガートで滑らかに歌うことを課題としてみてください。(♯β

今日のトレーナーのメッセージ

とても良くなっています。イタリア語の歌は歌詞をよく音読する。楽譜のリズムに言葉を当てはめるのではなく、音読している自然なリズムが楽譜のリズムに近づいていくように。音楽的な盛り上がりは音符の高さとは関係がありません。付点は跳ねる。(♭∴)

読書の勧め

私はオペラが専門ですが、例えばヴェルディのオペラにシェイクスピア原作のものがあるため読む必要があるため(「マクベス」「ファルスタッフ」「オテロ」など)。もちろんオペラになっていないシェイクスピアの作品も読んでおきたい。「いろんなシチュエーションを自分の中にストックすることは大切」と言われたからです。

天才的ピアニスト、作曲家のフランツ・リストも「ダンテを読んで」「ファウスト交響曲」など文学を題材にした作品があります。やはり文学と音楽は切っても切り離せないと思います。

まずは、人類に大きな影響を与えてきた「古典」を読むのがよいと思います。私も上京してから薬を飲む思いで「古典」を一生懸命読んできました。その中から特におすすめの本としてまずはユゴーの「レミゼラブル」。ミュージカルが有名になり、映画などで見た人も多いと思いますが、ぜひ分厚い全訳(岩波文庫、他)を読んでみてください。社会の不条理とそれに立ち向かう人々の生きざまからは、必ず何かを得られることと思います。(♭∴)

 

今日のトレーナーのメッセージ

大きな声を出そうと思わず、息をたくさん出そうと考えて下さい。急に人前で大きな声を出そうとしてもなかなかうまく行かないものです。癖付けだと思って、毎日息を吐く練習(レッスンの初めにやるメニュ)を続けて下さい。(♯∂

今日のトレーナーのメッセージ

スタッカート後のレガートは、無理に押さずとも息が流れているので、良い響きの声(押すと響きが落ちる)で低音域まで歌えています。その状態を増やしていきたいですね。(♯α

今日のトレーナーのメッセージ

とても良くなっています。ブレスを短く深く、取れるようになっていくとよいでしょう。息は意識して吐く。
はじめは声と息を関係ないものとして扱っているので、息より声の方が持つものです。まずは声を息に近づけていきましょう。
口を横に開くとのどが開きやすいのでそれもありかもしれません。同時に口の形をあまり変えないで、すべての母音を歌ってみましょう。(♭∴