ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

レッスンからの声

1.声が少しかすれていたが、自覚があまり無かったという事

2.前日にたくさん歌った状態だったのですが花粉の状態よりも自分的には声は出しやすく、常にいい声が出せるようにトレーニングしたいです

3.頭の上からの発声のイメージを少し変えて、一本の線からではなく、上全体のイメージで出していこうと思いました。

4.新しく、鼻の下あたりからの発声をやりましたが、がんばりたいです

5.軟口蓋の練習、ハミング、頭の上、鼻の下からの発声を自主トレでがんばりたいです

・頭の上からの発声のイメージを変えるということ

・鼻の下からの発声は、すごく集中して、声を整えていくイメージで発声ができたので常に頑張っていきたいです。(OJ)

レッスンからの声

筋肉を付けたい場合は筋トレ+ストレッチ

筋トレだけだと筋肉が短くなって動かしにくくなる

鼻うがいは下を向いてする

水道水は煮沸してから使う

喉を早く回復させるにはしっかり食べて、しっかり寝る

喉のケア、たんぱく質摂取、鼻うがいなど、声を出すためにできることは積極的にやっていきたいと思います。(HN)

今日のトレーナーのメッセージ

声は息を吸ってはくときに声になります。よりたくさん吸った息を声にしていくのが理想です。響かせる場所を意識して出した声は音程もいいし響きもきれいです。(♯γ)

宝生流の月並能で「盛久、茶壺(狂言)、羽衣」

宝生流能楽堂は東京ドームのすぐ近くにあり、他の流派の能楽堂と違い、少し大きめなのだそうです。でも能楽師たちの声は、広い会場に負けることなく声が届いてきました。

全ての幕を通して印象深かったことは、能楽師達の発声のよさです。舞台俳優をはるかに凌駕するいい声で、一字一句聞き取れます。お腹の底から息をはき、横隔膜どころか、へそ下の方を支えとし 、背中側の響きも用いて、大変深い声を出しています。響きもよく、豊かに体を鳴り響かせ、会場に声を届けることができているのです。

お能といえば800年ほどの歴史があり、その間ずっと、師匠から弟子に伝承されてきた芸能ですし、声の出し方も体系化され、よりいいものが受け継がれているのでしょう。

他の芸能とまじりあうことなく、昔のものをそのまま今に伝える中で、発声法も研ぎ澄まされていった結果なのではないかと感じました。また、お能の後に発展した江戸時代の歌舞伎の発音、お能以前の雅楽の歌とは、また違う独特な日本語の表現をしていることも特徴的で、これほど日本の歌の芸能は多岐にわたっており、時代によって似て非なるものなのだと思わせられました。

秘すれば花」「初心忘るべからず」といったフレーズでおなじみの、世阿弥が記した芸能の手引書である「風姿花伝」は、私たちにも大変教訓に満ちた言葉がつづられています。特に歌や芸事に携わる人には、芸事に携わる心がまえや、年齢とともに変化する自分との向き合い方、スランプとの向き合いかたなど、具体的に記されていて、一読の価値があると思います。(♯β)

レッスンからの声

1.息を声に変えることが正しくできるようになったら、いま聴こえている自分のうた声がどんな風に変わるのか楽しみに練習しています。

2.トレーナーの何気ない話し声がものすごく素敵な響きで、プロって凄いなと感動しました。いい声になりたいです。

週に2〜3回は思いっきり歌える場所が確保できていますが、全く喉を痛めることがなくなりました。

風邪をひかないようにだけ、気をつけています。(ZZ)

今日のトレーナーのメッセージ

声を鍛えるうえで胸の響きはとても重要です。胸の響きがない状態では、声そのものが弱々しく聞こえてしまいます。基本的にはほとんどの表現でも、音域でも胸の響きは重要です。(♭Σ)