トレーニングの過程では、実際にやってみることはとても大切なことです。観察することもとても大事なことのひとつです。自分で行っていることは、それまでの経験や知識に基づいた範囲ですから、必ずしも、現時点で必要な対処を行っているとは言い切れないからです。
トレーナーが説明したり見本を見せている最中に、同じように出しているつもりになって、自分自身のアウトプットに全神経が集中してしまうという人が中にはいらっしゃいます。説明の意図や違いを観察して本質を捉えようとする取り組まないと、改善にはつながりません。それだけ聞く力、観察する力は大事なことだと思います。
自分自身のレッスンの様子を録音・録画しているなら、そのレッスン内容を聞くことに集中し、何を説明され、どのように取り組んだ結果、どのように変化したのかということを理解していくことが重要です。自分自身の変化になかなか気づけない人の強化した方がよいポイントは、この部分ではないかと思います。