ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

レッスン受講生のレポート

1.呼吸や発声において、丹田に力を入れて下腹部の筋肉を使うことが大切だと学んだが、まだ使いきれていないと感じた。もっと丹田に力を入れて、そこから声を出せるようにしていきたい。その際に、全身に力が入って固くなることがないように注意したい。
また、呼吸や発声を繰り返すと、段々力を入れられなくなっているため、繰り返しても丹田に入れる力・下腹部の筋肉を使うことを維持できるように、練習を繰り返していきたい。
2.発声をする際に、自分ではあまり意識していないつもりでも、体が力んでしまい、喉を下げたり喉に負荷をかけてしまっていることに気付いた。自分では普通に声を出しているつもりでも、自分の声を聞いてみて、不自然な出し方をしていることが分かった。まだ、声を出すということに対して意識しすぎてしまい、声を楽に自然に出すということを、体が分かっていないと感じた。声を自然に出すということが、どういうことなのかを探りながら、気持ちと体を楽にする意識を大切にしていきたい。
3.レッスンの終わりに少し話をした際に、「その声を出せるように。そしてその声を伸ばしていけるように。」と指摘をいただいた。その時、声を一生懸命出そうとする意識ではなく、体も気持ちも落ち着いて、喉が楽で締め付けられている感じがなかったことに気付いた。その声はとても小さく、大きな声は出せないが、その声を伸ばしていけるように、その時の声と体の感覚を大切にしていきたい。