ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

レッスンからの声

声を前に出すことばかりを意識してしまう点について、声は前にも放り投げるけど、身体側では常になにかを持っている感覚がないといけない。例えると、竹刀の先は声が出る方向で、高い時は上がり、低い時は下がるが、竹刀の持ち手側は竹刀の先の対角線上にあるため、逆の動きをする。高い音では下がり、低い音では上がる。その持ち手が必ず後頭部と首の後ろ側を常に撫で回している。これをイメージすると、後頭部や首の良い緊張感が保てて、芯がすぽっと抜けることを防ぎやすかった。