ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」眞邊明人

2020年、新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸クラスターが発生し、総理大臣が感染の上死亡!

未曾有の混乱に陥った日本政府はAI(人工知能)とホログラムの技術により日本史上の偉人たちを現代に復活させ、彼らを閣僚とした「最強内閣」組閣計画を実行する。

錚々たる顔ぶれで構成された「最強内閣」は迅速な意思決定、えげつないほどの決断力と実行力で大胆な政策を次々に実行してゆくが・・・

ロジック云々以前に問われる人間力としてのリーダーシップとは?

この作品は勿論、飽くまでフィクションですが、現代の日本人が忘れてしまった日本人の底力を蘇らせるきっかけになればと思い、自分は目下音読を絶賛実施中です!(YD)

 

今日のトレーナーのメッセージ

来月がコンクールということなので、伸び伸びと歌ってもらうこと、歌いたいニュアンス出やすい歌い方、声の色を目標にレッスンしました。
首の後ろを開くような感覚で歌う時が自由に歌えていたので、その方向で。
そして、伸び伸びと楽しく歌ってきてください。(♯Δ)

今日のトレーナーのメッセージ

今日は思い切りニコニコしながら歌っていただきました。違和感が大きい練習だったと思いますが、声だけ聴いていると案外自然です。笑顔は歌に有用な顔面や喉の筋肉を柔らかく働かせてくれます。そのうち笑わなくても必要な筋肉が動かせるようになってくるので、今はニコニコ歌唱法を取り入れて練習しておきましょう。(♯∂)

今日のトレーナーのメッセージ

息のトレーニングを地道にされているようで、とても良いです。フレーズもずっとすっきりと聞こえるようになりました。歌詞を音読する練習はとても大切なので、歌に限らず声の表現として、練習してみてください。(♭∴)

今日のトレーナーのメッセージ

・口の中の空間を広く保つこと
・ブレスを丁寧にとること
・体が萎まないようにキープすること
以上を大事にしていきましょう。
なお、低音域で少々息を吐きすぎてしまう部分がありましたので、ブレスの後に、体のキープと同時に息のストップモーションの状態を心掛け、その後に息を吐きすぎないように発音してみるといいと思います。(♭Я)

耳を磨く

「声の訓練」と思うと、どうしても自分が声を出す部分のアウトプットの部分にフォーカスが当たりやすくなるのですが、自分自身の耳を養うことも、声を磨くのと同じくらいとても重要なことです。世の中にはありとあらゆるジャンルの音楽があります。歌い手も役者も声優も噺家もたくさんいます。その作品は千差万別、十人十色です。ですので、何がよくて何が悪いという価値観ではなく、それぞれのどの部分にどのような印象を持つかなどという視点で、たくさんのデータを自分の中に持っておくとよいと思います。

やがてそれは、声の印象だけではなく、音楽性や芸術性、表現の研究など、いろいろなことに結びついていくと思います。自分自身の声や表現を変えていくときに、その蓄積されたデータと比較し、自分の目指す方向へ進めるためにはどのような部分を参考にすればよいのかという研究作業が必要になると思います。

レッスンの中で変化を求められることがあったとしても、「求められているのは、例えばこんな感じかな。」などというレスポンスができないと、自分自身の向上の歩みを止めてしまうことにつながりかねません。選り好みせず、たくさんの音楽や声に触れてみてください。それはできるだけ録音ではない「生」のものが理想的だと思います。

今日のトレーナーのメッセージ

P(小さく)ロングトーンからスタートしてクレッシェンドでF(大きく)までもっていき、デクレシェンドしてPで終わるというトレーニングを行いました。吸気と支えのバランスがとても重要なトレーニングです。(♭Σ)

今日のトレーナーのメッセージ

五線の真ん中のシは、そこから下だけなら楽だし、そこから上だけでも困らない、でも通過する時はしっくりこない嫌なポイントだと思います。今日はその攻略法をいくつか試しました。中でも大事なのは、嫌な音の一つ前の音を、逃げ腰にならずしっかり歌うことです。(♯∂)