ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

歌のレッスンの感想

1.歌詞の内容についての理解

2.歌詞の中から自分なりのイメージを作ること

3.詞の内容を理解することで歌い方に自信が持てたこと

詞の内容解釈について先生の助言をいただいてよかったです。

歌への説得力がついたと思いました。(SO)

 

今日のトレーナーのメッセージ

発声では低音域を地声で共鳴させる練習をしました。
すごく良い声で響いていましたので、胸に響かせる感覚を大事にもってください。
Amazing graceはシンプルですがとても良い練習になる曲ですね。
すぐに実践できる瞬発力と理解力は素晴らしいと思います。
Grooveで音楽をとらえていく方向からアプローチして次回も二番、三番と歌っていきましょう。(♯ё)

シャドーヴォイストレーニング

ボクシングにはシャドーボクシングという相手を想定して行うトレーニングがあります。一度はテレビなどで見たことがある人も多いでしょう。相手を想定して行うシャドーのトレーニングは、一流になればなるほど実際には一人で行っていても第三者には相手がいるように見えると言います。
これはボクシングに限ったことではなく基本的には多くの人は似たようなトレーニングを行っています。例えば進学、就活、資格試験等の模擬試験もその一つでしょう。卒業式、入学式、運動会などの予行練習などもその一環と考えていいと思います。
いうならば毎日の基礎トレーニングがどういう風に本番に向かっていけるか、いかに本番を想定してトレーニングできるかはとても重要になってくるわけです。
実際どのようなブレスが人に伝わりやすいか、音色は、目線は、顔の動きは、など人前でどうやれているかということがどれだけイメージして声をだせるか。シャドーヴォイストレーニングと言ってもいいような訓練が上達できるかが声の訓練は大事です。
レッスンをオーディション、本番と見据えて、イメージして受講できると単純なヴォイストレーニングとは違った意味でのレッスンの活用になると思います。(♭Σ)

「fantome」宇多田ヒカル

今更ながら、昨年リリースされた宇多田ヒカルさんの新アルバムをきいた。
噂にはきいていたものの、やはり素晴らしい作品だった。
宇多田ヒカルさんのすごいところは、一見すごく見えないところだと思っている。
というのは、聞いている印象と実際に歌ってみる印象が全く違うのである。
耳で聞いて、よし、覚えた。と思って実際に歌ってみると、全く歌えないのである。
聞いている分にはとても気持ちいいメロディだが、歌ってみると滑らかに歌うことが難しい。(IA)

歌のレッスンの感想

1.肩周りの力が抜けるとやっぱり息がすえる。(肩、首、ひざ、腰がそれぞれぐにゃぐにゃに体をおりたたんで)

2.息が水道ちょろちょろのようにお腹下までゆっくり入ってくる

3.へそより下を意識する

4.口は「ほ」

5.バタフライのように(ひじを体うしろに)肩甲骨を動かす

脱力でき、力みなくなり、息がすいやすくなり、声もとおる。(OB)

今日のトレーナーのメッセージ

今日はコンコーネ21番、前回よりも進歩しましたね。よく歌えていました。譜読みも良くなりましたよ。次回のレッスンでは、おの口であの母音で歌ってもらいます。練習もしてきてください。難しい楽曲ですけど、楽しく練習していきましょう!(♯Δ)

横隔膜を鍛える

ヴォイストレーニングにとって、呼吸はとても重要な役割をしていることは、皆さんよく感じていると思います。その、呼吸の中でも、腹式呼吸がとても大切だということは、かなり昔から言われています。腹式呼吸のかなめが、横隔膜だということは、初歩の人だと知らない人も少なくないようです。さらに、その横隔膜の場所と、膜という名前なのに筋肉でできているということになると、声楽家でも知らなかったりします。
なぜなら、声楽家にとってもっとも大切なことは、よい声でよい歌が歌えることで、発声のメカニズムについて知ることは、それほど必須事項ではないからです。
さて、横隔膜が筋肉だということは、意志の力で動かせるのならば、それを鍛えることができるということになります。あなたは意志の力で横隔膜を動かせるでしょうか。そんなことは無理、と思う人が多いかもしれませんが、腹式呼吸ができるということは、必ず横隔膜が使われているので、腹式呼吸のトレーニングがすなわち、横隔膜のトレーニングだということです。日々、腹式呼吸のトレーニングに、精進しましょう。(♭Ξ)