ミュージシャンに多いといわれているジストニアにかかっているAさん。少しでも改善できるようトレーナーがレッスンメニュを組んでいます。
歌のレッスンの感想
1.肩周りの力が抜けるとやっぱり息がすえる。(肩、首、ひざ、腰がそれぞれぐにゃぐにゃに体をおりたたんで)
2.息が水道ちょろちょろのようにお腹下までゆっくり入ってくる
3.へそより下を意識する
4.口は「ほ」
5.バタフライのように(ひじを体うしろに)肩甲骨を動かす
脱力でき、力みなくなり、息がすいやすくなり、声もとおる。(OB)
今日のトレーナーのメッセージ
今日はコンコーネ21番、前回よりも進歩しましたね。よく歌えていました。譜読みも良くなりましたよ。次回のレッ
気温差
このところ、夏日の暑い日が続きました。今日は気温が下がりましたが、また明日から夏日になるそうです。気温差が大きく、体調管理にお気をつけください。
横隔膜を鍛える
ヴォイストレーニングにとって、呼吸はとても重要な役割をしていることは、皆さんよく感じていると思います。その、呼吸の中でも、腹式呼吸がとても大切だということは、かなり昔から言われています。腹式呼吸のかなめが、横隔膜だということは、初歩の人だと知らない人も少なくないようです。さらに、その横隔膜の場所と、膜という名前なのに筋肉でできているということになると、声楽家でも知らなかったりします。
なぜなら、声楽家にとってもっとも大切なことは、よい声でよい歌が歌えることで、発声のメカニズムについて知ることは、それほど必須事項ではないからです。
さて、横隔膜が筋肉だということは、意志の力で動かせるのならば、それを鍛えることができるということになります。あなたは意志の力で横隔膜を動かせるでしょうか。そんなことは無理、と思う人が多いかもしれませんが、腹式呼吸ができるということは、必ず横隔膜が使われているので、腹式呼吸のトレーニングがすなわち、横隔膜のトレーニングだということです。日々、腹式呼吸のトレーニングに、精進しましょう。(♭Ξ)
声のレッスンの感想
50音交錯表ゆっくり読んでみて、色々1つのことがやり方変えると違うことのレッスンになるんだなって気がつきました。(MK)
今日のトレーナーのメッセージ
遠くまで息を運んでいくように意識してみましょう。身体の伸びとともにやるとよりイメージが付きやすいと思います。口蓋が下がって
口の中のスペースが狭くなりがちなので、日ごろから開けるように心がけてみましょう。音を安定させるためのお腹の筋肉をつけていきましょう。当面息を吸ったらお腹が膨らみますので、その拡張をキープするように外側に張って歌ってみるといいと思います。(♯β)
レッスンを長く休んでしまいました
ご病気やケガ、お仕事の都合などで、レッスンを長期間お休みになる場合ができてしまう人もいらっしゃるかもしれません。お休みになる前にある程度改善されていたとしても、長期間お休みになってしまうと元に戻ってしまったり、感覚が分からなくなってしまうこともあります。すぐに完全な復活は難しくても、少しずつレッスンを復活して、歩みはゆっくりでも、確実に先に進むように頑張りましょう。
これはヴォイトレに限ったことではありませんが、休み癖がつくと、復活することが億劫になってしまいます。自分を改善していける方向に身を置くこと、少しでもいい流れの方向に身を置くことを大事にしましょう。
何事もそうですが、最初の一歩というものが、もっともエネルギーを消費します。止まっている重たいものを動かすことを考えてみるとわかるでしょう。しかし、一度動き出してしまえば、それなりに進むものです。とにかく、長期間レッスンを休んでいたん場合は、一度でもレッスンに顔を出すことを大事にしましょう。きっと、新たな発見があるはずです。それが原動力となり、また次に進み始めることだと思います。(♭Я)