最近、寒いせいか体が固まり易く、滑舌も悪くなりやすいのですが、そんな中で自分の体の姿勢にフォーカスしてみると、滑舌が悪くなっているときには肩が上がり、胸、特に鎖骨が下がり、首も前に傾いていることに気付いたのです。
そこで、肩をその重みに任せて自然に下げ、逆に鎖骨を釣り上げ、さらにその上にある首を天空に釣り上げるように伸ばし、その状態で心持ち胸を前に押し出すと、滑舌と発声が改善されることに気付きました。
但し、そのように「改善された姿勢」を保ちたいと思っても、そのために「保とう」として力が入ったりすると、胸が不自然に反ってしまい、逆効果になります。
無理のない姿勢を保つのは難しいもので、初めは意識して体の中で「ああでもない」「こうでもない」とやっているうちに、何も考えなくても自然にできるようになれば良いと考えております。
