ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

レッスンからの声

紐をウエストに巻いて、それが呼吸の時にどうなるかをチェックしてもらった。姿勢は少しずつ改善傾向。呼吸はもうひとつ下から吐けるとよい、発声していると、お腹が常に動いていくことを忘れがち。口の開け方、割り箸の割ってないものをふたつ用意して、口に左右くわえ、アエイオウの発音。口の開きはそれくらいでよい。「あおあ」でスケール。アよりもオは口が下がってくる、そうならないように、アもオも同じ高さ。(KR)

今日のトレーナーのメッセージ

胸の振動を感じながら発声できているときに、しっかりした声が増えていました。
また、息を吐きすぎない状態で発声できているときのほうが、より聞き取りやすくなっていました。
徐々に慣れていきましょう。(♭Я)

今日のトレーナーのメッセージ

あなたにしか表現できない世界があります。人と比べずに、着実に前進していきましょう。sの息吐きのトレーニングを続けてみてください。またコンコーネをどんどん暗譜するほど進めてみてください。(♭∴)

最終目標と途中経過

ヴォイストレーニングは、よく山登りにたとえられたりします。それは、最終目標となる山の頂上と、そこへ到達するためのメソードが、山登りのルートのように複数あるからです。相反するメソードのように感じられても、目指す頂上は同じということです。ここで一つ、疑問が生じると思います。「頂上は同じでも、ルートが違うなら、一つのルートで登った方が、効率がよいのではないか」、と。
残念ながら、そこは山登りと大きく異なります。山登りでは、一つのルートで登りながら、他のルートを使うことなど不可能です。「違うメソードだと混乱する」と考えるかもしれません。
しかし、ヴォイストレーニングは、山登りと違い、トレーニングすればするほど、頂上に向かっていけるわけではありません。いくら頑張ってトレーニングしても、全く前進できなかったり、かえって後退してしまったりもします。トレーナーにはそれが見えていて、本人が気が付くための練習量に達するまで見守ったり、あの手この手でアドバイスしたりします。
そんな時に、全く違うメソードに出会うと、急に前進への糸口が見えたりします。ここで気を付けなければいけないのは、これまでのルート(メソード)が違っていたのだと早合点して、それを捨ててしまうことです。そうなると、残念な場合には、山登りとは違って、一気に登山口まで戻ってしまうこともあるのです。(♭Ξ)

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音信

発声そのものが根本的に変わり、歌うことに対する自由度が大幅に増しました。表面的なテクニックではなく、本体を改善していく感じが、どんなジャンルのシンガーにもプラスになると感じました。

また、声、歌、のみならず、生き方まで変わったと感じます。生き方が声にそのまま現れていて、声を整えていくことが、そのまま生き方の気づきへと直結していた点、感動的です。

本当に通ってよかったと思っています。自分のために時間がとれるようになったら、また受けにいきたいと思います。(II)

レッスンからの声

1.カタリカタリをひたすら真似る

2.耳を鍛える

3.息を一定に吐く

4.わずかなズレも許さない

・僅かなズレも妥協せずもっと厳しくヴォーカルと向き合うべきだというのが分かった

・オペラを軽く聞いてくる

・息を弱くでも良いので一定に吐く(SS)