ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

今日のトレーナーのメッセージ

歌になると、息を吸うタイミングがうまくつかめず、だんだん喉が詰まって苦しくなることがありますね。これは、必要な息が吸えていないからです。
こんなときは「リズム読み」をしてみましょう。
音に高低は付けずに、楽譜通りの音の長さで読む練習です。
はじめは難しいですが、これをやればタイミング良く息が吸えるようになるので、楽に歌えるようになりますよ。

今日のトレーナーのメッセージ

前半、少し喉のノイズが気になりましたが、顎を下げることや鼻のうぃたを伸ばすこと、そしてあくびをこらえるようなイメージで発声していただくと、徐々に改善していきました。
このような練習をしていくと、喉が開くことにつながってくるので、ウォーミングアップとして練習していただくとコンディションを整えやすくなると思います。(♭Я)

今日のトレーナーのメッセージ

ポジションが喉元に落ちるので、ほほ骨を上げて意識していただきました。この位置で歌えるようになると、喉の負担はすくなくなり、聞き心地に良い声になってくると思います。ただそれを、無理にキープしていると力んできてしまうので、たまにほぐして脱力してみてください。(♯β)

今日のトレーナーのメッセージ

 丹田の奥から押し返す力のトレーニングをしました。
コツが少しずつつかめたように思いますがいかがでしょうか。
曲はまずはとても雰囲気よく歌えていると思います。
そのうえで、言葉のリズムを生かして音楽を作っていく練習をしました。(♯ё)

フリーアナウンサー 小林麻央さん逝く

実姉小林麻耶さんと並んで、清楚な雰囲気が多くのファンの支持を集め、歌舞伎俳優市川海老蔵さんと結婚した後は名門「成田屋」の若女将として夫を支え、また将来の「成田屋」を背負ってゆく二人の子供の母として育児にも奮闘しました。
そんな麻央さんを病魔が襲いましたが、麻央さんは怯むことなく闘病に挑み、日々の闘病生活を自身のブログに力強く残してゆきました。
臨終の床で夫に囁いた「愛している」の一言が、麻央さんの辞世の句になりました。
かくして麻央さんはフリーアナとして、梨園の妻として生き切った、34年の短い命を終えましたが、今もブログは閉鎖されずに残され、その魂は多くのファンの心の中に生きております。(YD)

腹筋

発声にとって、横隔膜がとても大切な役目を果たすことは、たぶん多くの皆さんがすでに耳にしていると思います。膜という名前がついていますが、膜ではなく、筋肉だということも、4割くらいの人は、知っていることでしょう。ですから、お腹を使うということが、腹筋ではなく横隔膜に大きく関わっているということも、かなりの皆さんが知っていると思いますが、では、腹筋はそれほど大切ではないのでしょうか。
横隔膜の筋力が、強ければ強いほど、呼吸のコントロールも声のコントロールも、やりやすくなります。しかし、横隔膜だけが強いと、内蔵が下に押されるばかりで、内蔵下垂になってしまうかもしれません。それを防いだり、横隔膜に対抗してくれるのが、腹筋や骨盤底筋です。ですから、腹筋と骨盤底筋も、強い人が横隔膜を活躍させやすいということになります。
私は、高校の合唱部時代、毎日、腹筋運動を100回やらされました。皆さんも、声と、健康のためにも、横隔膜だけでなく、腹筋と骨盤底筋も、鍛えるように心がけましょう。(♭Ξ)