ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

疲れと声

身体の不調と声というのはかなりリンクします。この一年は特にそれを感じた一年でした。30代半ばを超えた今年から身体が疲れすぎると喉はなんともないのに声が割れることが出てきました。
レッスンをしすぎたり、制作や舞台の仕込みなどをしてもそうです。発声や喉の問題ではなく単純な疲れが声の不調に繋がるのです。
20代では不調は風邪やアレルギー、使い過ぎなどの声と喉が同じラインで考えられたので、不調時は病院ですぐに治すというのが定番だったのですが、今は喉ではなく身体を休めないと声に不調が出てくるようになりました。
ゲストとして呼ばれる公演では自分の歌にだけ集中すればいいですし、出番の1~2時間前に会場入りすればいいので声は元気ですし20代のころよりも数倍でます。しかし自分がプロデュースしたり、制作に入っている舞台で仕込みしながら歌い手までやると不調を感じることが多くなりました。
最近は喉と同時にいかに睡眠をとるか、食生活を気を付けるかなどを考えることが多いです。声と喉だけではなく、声と喉と身体を考える年齢に入ってきたのだと感じています。(♭Σ)