大学の同窓生だが、境遇が全く違う2人の女性が主人公。1人は最近仕事を始めた3歳の女の子がいる主婦。もう1人はその主婦が勤め始めた小さな会社の独身の社長。
主婦の視点からの現在と社長の視点からの過去が交互にえがかれています。
2人とも中高生の頃から友だち関係が上手くいかず、今も生きづらさを抱えています。
ママ友との付き合いや、夫や義母の嫌味に
辟易したり、他方社員たちから総スカンをくらい会社をたたむことを余儀なくされたり。
それでも「ひとが歳を重ねるのは、人と出会うため」と前に進もうとする姿に勇気をもらいました。