ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

発声練習の前後のメニュ

私自身は有酸素運動を行っています。体そのものを温めてから発声練習をすることが多いですね。足の裏が冷えていたり、ふくらはぎが張っていたり、肩があがりやすいなどの時は声のバランスがうまくとれないことがあるのです。声というよりもより、柔軟や体を動かすことに時間をかけます。時間がない場合は、その場で歩いてみたり、唇や頬、舌などを動かしてみたりなどもします。呼吸も丹田に入れてお腹そのものは柔らかく使えるようほぐしています。

発声練習や自主トレの後は、可能なら昼寝します。時間が取れない場合でも別のことをやったりリラックスすることが重要だと感じています。むしろ、発声の前よりもトレーニングの後の方が体のケアが大事ですね。時にはふくらはぎがパンパンになることもありますし、腰やお腹が疲れていることもあるので、ほぐしたりストレッチなどをします。若いころよりも前後の体の温めや、ストレッチなどのケアが重要になってきています。ほぼ毎日稽古や本番があって人前に歌うことが日常ですから、ストレスをためない様にすることもとても重要です。

歌うことが日常で過度のストレスを自分に与えないようにするといったことでしょうか。人それぞれやり方は違うと思いますが、それぞれのやりかたでストレスをためない方法があった方がいいと思っています。

海外の歌手には本番前は水泳やランニングする方も多いですし、夏は歌わずバカンスと決めているという人もたくさんいらっしゃいます。自分なりのケアは重要です。