音読するときにメリハリがなくなってしまったり、いまいち表現が伝わりにくいような感じがするという人はいないでしょうか。セリフのあるような場合で、表現しているつもりなのに変化が見えなくなってしまうというのは悩ましい部分ですよね。
改善点としては、たとえ音読であったとしても、そのセリフや場面での芝居のイメージができるかということではないかと思います。登場人物のやり取りをとっても、直接的なこともあれば間接的なこともあると思うので、方向性というのは全く同じとは限らないと思います。それは視線にも表れることだと思います。このような部分のイメージがより具体的であれば、読み方にも影響を与えると思います。その結果、変化が生じてくると思います。
声やボリュームだけを変えようと思っても、ここまでの変化というのはつけられないと思います。読んでいるセリフや場面をより具体的にイメージして、登場人物の動きまでもイメージしながら与えられたセリフを語る。ぜひ、お試しいただければと思います。
