ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

レッスンからの声

今まで私は低く落ち着いた良い声を出したいという目的を第一に据え、こちらのレッスンに通ってきました。今回、「蜘蛛の糸」を読んだのですが、そういう目的があるために無意識に低い声で読んでしまいました。しかしそれだと客観的には内側にこもった、自分に向いている声になり、人に届かない。こういうことは、低い声を出したいという人にありがちなことで、みんな持ってる楽器に対して無理して低すぎる声を出すそうです。無理と焦りは禁物で、自然なところからゆっくりと開発していくよりないですね。或いは、何らかの方法で「低く聞かせる」テクニックもあるかもしれません。そっちを探すのも選択肢の一つですね。