ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

21世紀には

オペラも邦楽も21世紀になり生き残るのに青息吐息です。歌の番組はプロレスやボクシング、野球並みに低迷しています。スターが生まれなければ滅びる、ヒット、人気商品が出なくては、衰え潰れていくのです。

 多くの人が長く愛するもの、それこそが基本のあるものです。私たちの学ぶべき“クラシック”としての基準です(ここでのクラシックは、オペラ、声楽のことではありません)。それは、ときに、その時代、その国や地方のその場限りの大衆性と反します。

 根本を考え、そこをトレーニングします。世の中を、次世代を先駆ける感覚を形にすることです。その一つのツールとして、ヴォイトレを捉えるということなのです。ちなみに、ローリングストーン誌が世界のシンガーのランキング100を公開しています。それをみると、いろいろと考えさせられるのではないでしょうか。