ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

音楽とともに

長らく自粛の日々が続き、平時に比べて、特別何かをしたわけでもないのにストレスを感じているような方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。人々の行動が制限され、コミュニケーションが遠のくこと、その結果、声そのものを使う機会が減ったことというのは、人間にとっては目に見えない大きなストレスになっていると思います。

現時点としては、あともう少しというところですが、世の中が落ち着いてきたら、どんどん声を出していきましょう。中でも「歌うこと」というのは、磨けば磨くだけ楽しくなっていくものだと思います。もちろん、一時的に大変な時期を経過することもありますが、達成感はそれをも吹き飛ばすものだと思います。

自分としては、さまざまなことが制限される中、改めて、歌をレッスンしてもらえたり、勉強できる喜びを感じたり、今まで人前で歌うことができていたことのありがたさを感じ、歩みを止めない原動力となりました。「もし、このまま自分から歌を取り除いてしまったら、人生の中に大きな穴が開いてしまうくらい、必要不可欠なものだ」ということを思いました。やはり、音楽には目に見えないパワーがあるのですね。大変な時こそ音楽を続けると、元気が湧いてくると思います。(♭Я)