ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイストレーニングに関わっている方と、ブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

トレーニング

トレーナーから、自宅でのトレーニングとして、主に息や体の使い方のトレーニングの宿題を出されると思います。まじめに取り組んでいるでしょうか。歌や声の基礎は、一瞬で得られるものでなく、10年単位の地道なトレーニングが必要です。

練習と称して、カラオケボックスでひたすら曲を通して歌っていませんか。これは何の練習にもなりませんのでやめてください。曲を覚える練習なのでしょうか。曲を覚えるのは実はそんなに時間を使いません。歌詞を覚えるには歌わないで電車で歌詞を唱える人が早く覚えられます。メロディやリズムをとらえるのが遅い人はソルフェージュに問題があるため歌の外でトレーニングすべきです。(美空ひばりが一度聞けば歌を覚えたということを思い出しましょう。)

歌の練習というのは、息を吐くトレーニングのことです。偉大な歌手であればあるほど、声を出さない息だけのトレーニングに長く時間を使います。

「ヴォイストレーニング大全」でいうと、第一章呼吸・発声のセクション4から6が一番大切です。

私のレッスンの場合、基礎トレーニングは2週間に一回会うたびに目の前でやってもらい、少しずつ修正していきます。細かい修正であることが多いですが、修正しないことはほとんどありません。それほど、息のトレーニングは繊細だし、ベストなトレーニングが状況によって変わっていくということです。(♭∴)