ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイストレーニングに関わっている方と、ブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

胸声を基本に

声の響きを感じるポイントを絞ると3つに分けることができます。胸腔、口腔、鼻腔です。声楽のレッスンを受けると鼻腔や副鼻腔(マスケラ)などはメソッドの一つとしてよく使われますが、ほかの口腔や鼻腔はいかがでしょうか。

実際にはこの2つの空間は、とても重要な共鳴腔です。特に胸の声は台詞や大きな声を出す際に響く場所で、ここが声の基本となるべき場所だと私は考えています。

ここが響かせられるようになっていくと、話す場所が鍛えられていき、声の基礎の部分が強化されます。

パヴァロッティなどは話している声と歌声に音色の差がほとんどありません。話している声がさらに輝いていくのです。パヴァロッティの父親もアマチュアですが美声のテノールで有名でしたが彼も話している声の延長で歌っていました。無料動画配信などでマリア・カラスのインタビューの声を聴いてみてください。とても低い声で低い喉と胸の響きで話しています。歌声もここの響きを多用した声をつかいます。

胸の声を使うと高音が出づらいと言われがちですが、トレーニングしだいでは話す声のまま高音域をだすことは可能です。そのためにも一度胸の響きをトレーニングすることは無駄ではないと考えます。(♭Σ)