ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイストレーニングに関わっている方と、ブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

度数

私は体の使い方を考える上で、いつも1~10までの度数を考えるようにしています。それはこれまでの経験上、指導者からアドヴァイスされたことを真剣に受けとろうとすればするほど「力んでいる、硬い」と言われ、脱力すると「支えがたりない」などと言われてしまうことがあったからです。1~10のどの位の力のイメージの時にOKがでるかをとても考えます。

私の感覚では8~10の力を使うことは、ほぼほぼありません。ほとんどが3~7の間の力の強さの中で歌っています。オペラ全幕やったとしても平均値は3~4だと思います。

基本的に過度な力みはあまりよくありませんが、力がまったくいらないわけでもありません。バランスのよい体の使い方をトレーニングするために度数という考え方が私の場合はとても効率がよいです。

鏡を見ながらトレーニングしても日によって表情が違います。力みやすい日はいつもよりも唇がとがりすぎていたり、鼻が動きやすいなどの見た目の問題がでます。このような時にどこの度数が高すぎるんだろうと考えると一人でのトレーニングが楽になります。

むやみに声を出し続けることなく冷静に自分を観察できるのも利点の一つです。(♭Σ)