外国の人と会話をする機会の多い人は、声においてもカルチャーショックを受ける機会があるのではないでしょうか。我々日本人の声というのは、どうしても細く弱々しい声が多いと思います。これは、日本語という言語に関わっていると思いますし、周りの人に配慮する日本人の気質の部分も大いに関係すると思います。
欧米人と会話するときなど、「よくこんなに声が出るなぁ」と思ったことのある人もいるかもしれません。彼らの文化として、コミュニケーションの部分が日本人よりも熱いように思います。日本人からすれば、いかにもわかりやすいというかオーバーというか．．．。それゆえ、距離が近く感じることもあると思います。それだけコミュニケーションが情熱的になるのではないかと思います。それが会話にも表れるので、しっかりとした声を使う機会も増え、日本人よりも声のパワーがあるように感じるのかもしれません。
このように我々日本人は、比較してしまうと、どうしても欧米人よりも声の強さが劣ってしまうように思います。これに加えて、近年では会話そのものの機会が減ってきていますから、尚更、声が細くなっていってしまうのではないかと思います。外国の人とコミュニケーションをとることで、自分の伝えたいことを、しっかり伝えること（内容も声も）を大事にしていけるなら、利用したいと思います。（♭Я）
