新国立劇場が2020年に行う「子供たちとアンドロイドが創る新しいオペラ」という企画が今、注目をあびています。人工知能AIが指揮をして、オーケストラは、AIの指揮で人間が音を奏でます。歌はAI。
現在、このプロジェクトにどれだけのお金と時間が使われているのかわかりませんが、これが当たり前の世界になると、歌手は必要なくなり、稽古場やこれまで舞台を作るのに当たり前に必要だったものがいらなくなります。
これまでの舞台の在り方と共存できるものなのか、それとも全く新しい分野として認知されていくのか、特に発展せずに終えていくのかわかりませんが、画期的なことではあると思いますし、時代にそった一つの方法だと思います。初音ミクやPerfumeのような電子音の声が受け入れられる時代なのですから、クラシックのジャンルにこの流れがきてもおかしくはありません。
イタリアのフィレンツェの新しいオペラ劇場もプロジェクションマッピングを駆使した、公演をよく行っています。クラシックの分野も徐々に変化していくのだと思います。(♭Σ)