ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

体の不調

 

私自身の体験談となりますが、肉体的疲労の蓄積からか役一か月前から左の背中に痛みがあり整形外科などでレントゲンなど調べてもらいましたが、整形外科的には問題なくだましだまし歌ってきました。状況としては呼吸を肺に入れて胸郭が広がる時に痛みがあります。くしゃみなどもくしゃみが出る前に息が入った瞬間が痛いのです。結果として高音が出しづらくなりました。声が支えられないと言ってもいいかもしれません。支えきれないので音を保てないのです。

今回、自分がこの状態になって再確認できたこととして、息の力だけでも響きの感覚だけでも、支えの感覚だけでもダメということです。トータルのバランスがよくないとプレイヤーとして必要な音はでないということですね。一方のことだけを考えてもよくないということでしょうか。さまざまな面からのトレーニングを課していくことで声の基礎レベルがあがっていくのだなと痛感しています。体がこの状態でも息の強さ、流すことで舞台に穴をあけることはしていませんが、違和感と共にバランスを崩すだろうなという恐怖もあります。

レーニングと休息のバランスも必要と身をもって感じている次第です。(♭Σ)