ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

レッスンを重ねてきて

たくさんの人と接してたくさんの悩みや問題点と向かい合ってきて感じることを書いてみたいと思います。まず絶対的に伸びる人は休まない、そしてレッスン前提出シートを提出するか質問をしてくる人です。例にだしてみましょう。
はじめて声を聴いたときの感想は「何でこんなに苦しそうなのか」でした。息をとめがちで力もはいるので何か新しいアドバイスをするとすぐに声がでなくなってしまいがちでいつも喉がガリガリいうかすぐに裏返っていました。
しかし明るい性格でレッスンをキャンセルされたこともなく、毎回提出シートに質問をかいてもっていらっしゃいます。結局ここが重要な部分で練習をしているから質問が出てくるのですよ。
毎回ディスカッションしたり、たくさんのメニュをこなしていくうちに半年ほど前から全く喉の変な音がなくなり裏返ることもなくなりました。今は声も強くなりのびのびうたっています。私としてはよくなったなという印象ですが、ご本人はそれでも毎回質問を提出されます。トレーナーとして質問はありがたいものです。どこでつまずいて、何がわからないかが理解できるからです。わかったふりをせず素直に質問をぶつけてくる人がやはり伸びます。(♭Σ)