ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

耳鼻咽喉科に

先日久しぶりに酷い風邪をこじらせました。痰に血が混ざるような状態で咳も酷かったのですが休みがとれず、たまたまできた1時間ほどの合間で近所の耳鼻咽喉科にいきました。
そこでの対応に驚いたのですが、職業欄に「声楽家」と書いて状況を説明しているのに「1週間程安静にして声を出さないでください。」といわれました。仕事を休めないから治してほしいといっているのに、声をださないで仕事なんてできるわけがないのに何を言っているんだと思いました。
一般的の方の風邪の対応ならわかるのですが声の職業の人に喋るなというのは仕事ができないのと同じで、仕事に支障が出るから病院にきているのに…ましてや内科ではなく耳鼻咽喉科なのに。
さらに驚いたのは幾つかの薬を処方されたのですが見たこともない薬ばかりで不安に思い「〇〇〇という薬がほしいです」と言ったところ「さすが専門家ですね。よくご存知で。わかりました、処方しておきます」と言われました。声の職業の人間に対する認識が明らかに欠如していて怒りすらもおぼえたほどです。
もうくたくたになって帰ってたのですが、その薬も効かずに3日後仕事を休んで、かかりつけにいったところ「歌いながら治していきましょう」と言ってくれて別の薬を処方してくれました。結果3日ほどでかなり改善して現在にいたるのですが、耳鼻咽喉科といってもその理解力、にはとても差があります。
基本的には一般の耳鼻科でいいと思うのですが声を職業にするのならば声に理解のある医者と繋がっておくのは大事なことだと思います。(♭Σ)