ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

もっと質問しよう

人に声を指導するという仕事をさせて頂くようになってから今までずっと感じることがあるのです。それは「生徒から質問されることが少ない」ということです。ここのよさの一つとして個人レッスンであるということがあります。グループレッスンだと聞きづらいことも個人レッスンでは聞くことができると思うのですがそれでも少ないなと思ってしまいます。
例えば塾や予備校などの個人授業では分からない問題や複雑な公式などの質問は普通にあると思います。しかしいざ声の分野になると難しくおもってしまうのでしょうか?声は自分には分かりませんし人それぞれ考えや好みも違うので一概に数学の公式のようにはいかないのですが…。
ちなみに私は自分の歌の師匠やイタリア語の先生を質問責めにします。というか勉強すると疑問が増えていくのです。もっと言えば疑問が出てくるぐらいトレーニングしないと理解できませんし、疑問がわいてこなければレッスンそのものの存在価値も危ういです。
レッスンに長年通われたり、進歩している方はレッスン前の提出シートなどに毎回質問してきます。私も質問があるほうがレッスンの方向性や生徒さんの悩みや現在の段階が見えてアドヴァイスが明確にしやすいです。限られた時間を有効に使ってみてください。
(♭Σ)