ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

歌レッスンの感想

1.トレーナーによって、レッスンの内容はかなり違う。どれが正解ということはなく、結局は自分で選べば良いし、かなり後にならないと何が良いか悪いか分からない。確かにそうだと思います。歴史の真実だって、後にならなきゃわからないし、真実は光の当て方で2つも3つもあると感じます。だから今は、混乱しても目の前のレッスンに取り組みます。きっと、わかる人はわかるし、わからない人はわからない。私はわからない側の人かもしれないけれど、わかるを目指して試行錯誤することが、私のチャレンジです。
2.曲「虹の彼方に」、イメージがあるから何とか聞けるが、声として足りない。今の数倍、スケールを大きくしていきたい歌。鋭さも必要。
3.曲「私の天使」。以前より声が広がらなくなってきたのは良い。転調後、楽譜の指定ではフェルマータが続くので、もっとたっぷり伸ばす印象になる。楽譜の指定を変えるか、自分がたっぷり伸ばすか。
誰かが私と30分格闘してくれるというレッスンの場は、自分にはありがたいです。この研究所のレッスンのような、誰かにまっすぐ自分と向き合ってもらえる空間は、お金を出してもなかなか得難いと思います。自分はレッスンを生かしきれていない、トレーニングが足りない、などと考えると腰が引けますが、それでもレッスンに通うしかありません。目の前の人から何を引き出せるか、自分に力をたくさん貸してくれるかどうかは、自分にかかっているのだから、自分と勝負するような感覚です。こいつはあまりにもダメだから、何とかしてやりたい、と思ってもらうのでもいいし、魅力的だから力を貸したいと思ってもらうのでもいいから、与えられた30分を生かして行きたいと思います。(KR)