ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイストレーニングに関わっている方と、ブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

02)トレーナーアドバイス

スランプ

2通りの方がいます。全然できていないのにできていると思っているタイプと、割とできているのにできていないと思っているタイプです。現代では、世の中でも(そして芸事でも)、前者の方がずっとうまくいくようです。後者はスランプを感じやすいようです。し…

音楽とともに

長らく自粛の日々が続き、平時に比べて、特別何かをしたわけでもないのにストレスを感じているような方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。人々の行動が制限され、コミュニケーションが遠のくこと、その結果、声そのものを使う機会が減ったこ…

しっかり声を使う機会をつくる

「声を出したいのに思うように出せない」という悩みを持たれる人は、レッスンに通う人の話を聞いていたり、発声の本をよく読んでいたりしている人が多いと改めて思います。発声というのは、やはり体を使うのでスポーツに似ていると思います。声はある程度出…

新型コロナショックに思う

今回の新型コロナウイルスの問題は各方面に深刻な影響を与えると言われています。第二次大戦の荒廃を上回るという予想もあるそうです。私たちが、歌の力、声の力でできることは何かを考えて見ましょう。そのため、第二次大戦後の出来事をおさらいしましょう…

楽しみながら日々を過ごす

ここ数か月のあいだで、わたくしたちの生活は大きく変わりました。以前はあたりまえだった、人との関わり方・距離感・コミュニケーションは、一気に遠いものになりました。そして、コンサートホールや劇場・公民館などのホール・ライブハウス・カラオケ店・…

声と心の健康を考える

自粛生活が増え、仕事もテレワークになった人も多いのではないでしょうか。やはり、いろいろな行動が制限されてくると、声も体も、今までより使わなくなってしまうことにより、衰退しやすくなってしまいます。また、電話での会話(特に仕事上の連絡など、身…

大きな声は出せなくても

自粛の日々が続いていますね。公演を行っていた人々は、活動の機会が減ってしまいました。一般生活の中でも、ソーシャルディスタンスによって人とのコミュニケーションの距離が遠のいてしまうなど、声もだんだんと使わなく(使われなく)なってしまっている…

今こそ、声を使おう

子供のように元気な声で話したり歌ったりということは、大人になるとだんだんとしなくなっていくものだと思います。ですが、声をしっかり使うということは、全身の運動にもつながりますし、健康維持には極めて大切な要素であると思います。 特に、昨今では、…

自粛中に大切なこと

新型コロナウイルス感染症拡大に伴って、人との接触を避けるための各種活動の自粛が求められています。どうしても、接触を避ける以外方法が見つからず、それが現状最も有効的な手段であると思うのは自分も同様です。自分たちが罹患しない、また、広めないた…

健康維持に必要なこと

新型コロナウイルスやインフルエンザなどといった感染症が流行する中、少しでも自分自身の健康を維持できる方法がないかということについて考えてみたいと思います。あくまで一つの見解に過ぎませんので、これを心掛ければかからないというものではありませ…

集中して芸にとりくむ

伝統芸能の世界では今でも「すみこみ」という制度がある文化が存在します。修業時代、若手時代です。金銭的に余裕がない時代に住む場所と食事に困ることがなくなる、すみこみの制度は今でも相撲やプロレスなどの世界では続いています。単純に金銭的な問題だ…

完璧なタイミング

ことばのレッスンでも歌のレッスンでも、「間」の力を軽視している人が多いように感じます。とくにセリフやナレーションでは、間の長さとタイミングを考え抜くことがパフォーマンスのすべてだといっても言い過ぎではないほど大切です。 一般に、盛り上がって…

自分の体の制御を大事にする

練習やレッスン、そして本番に至るまで、自分の声の状態が気になるという人は、きっと多いのではないかと思います。自分の声の状態、音程、調子のよし悪しなど、気になることをあげるときりがありません。ですが、声や音に意識が向き過ぎてしまうと、どうし…

音を見ない、声を聞かない

自分の演奏中に大事なこととして、「音を見ないこと」、そして、「自分の声を聞き過ぎない」ということがあります。 「音を見ない」とは、音のイメージを強く持ちすぎて、音域によって音単位でポジションが変わってしまうほどに構えてしまうような状態です。…

内容の解釈

歌でも語りでも、レッスンでも自分自身でも大事にしていることは、内容の解釈です。書いてある内容を理解できているか否かによって、その人から表現されるものが変わってくるからです。「歌詞に書いてある言葉をそのまま歌ってみました」というだけでは、そ…

よい姿勢を考える

私自身は最初に師事した指導者に「姿勢は胸を高く、その高さを歌っているときに変えないように」とアドバイスされました。これ自体はおそらく特に問題ないアドバイスだったのですが、それをしっかりと守っていてもある時から私は歌っているときに腰がそりや…

トレーニング

トレーナーから、自宅でのトレーニングとして、主に息や体の使い方のトレーニングの宿題を出されると思います。まじめに取り組んでいるでしょうか。歌や声の基礎は、一瞬で得られるものでなく、10年単位の地道なトレーニングが必要です。 練習と称して、カラ…

自分ブランドを作ろう

安い外食チェーンで店員さんの対応がいまいちでも、それが理由で行くことをやめることはありませんよね。一方、町の定食屋で店員の対応が悪いと、もう二度と行かないと思います。コンビニも同じ。店員の対応が悪いからと言って、行くのをやめることはないが…

声以外に意識を向ける

ヴォイストレーニングを受けている人、受けようとしている人、自分なりに何かしらの形で、声の悩みを解決しようと思っている人が、たくさんいらっしゃいます。その人々にお勧めしたい方法は、「いろいろなジャンルの、たくさんの人の声を聞く」ということで…

ハーブで体調管理

風邪やインフルエンザが蔓延するようになってきました。声を使う人にとっては、体調管理が非常に大事な時期だと思います。そこで、自分がおすすめする、風邪予防や喉の健康維持に役立つと思われるハーブをいくつか紹介したいと思います。なお、薬ではありま…

歌の練習だからこそ、詞を大切に

歌の練習やレッスンの中では、声を磨いていくことはとても大事なことだと思います。そして、誰もがよい声で歌いたいと思うものだと思います。ですが、「よい声」・「よい音程」というのはあくまでも歌のパーツの一つに過ぎません。声ばかりを考えすぎたり、…

日常の範囲からの脱却

歌・芝居・語りなどさまざまな分野において、それぞれジャンルは異なると思いますが、人前で表現するという意味では共通している部分があると思います。日常生活では当たり前のように行われているリアクションですが、これが人前で表現するとなった時にその…

お腹を使う

指導者、プレイヤーによってお腹の使い方についてはたくさんの見解があると思っています。下におろすという指導者、上に持ち上げろという指導者、前に出す、出さない、固めるな、使うな、意識するな、丹田、斜腹筋などさまざまな考え方を聞いてきました。 お…

集中的にレッスンを受ける

レッスンというのは基本的に一度のレッスンで劇的に変わるということはありません。今までと違うベクトルをアドヴァイスしたことである人には劇的に感じることがある場合がありますが、基礎レベルをよい方向へ向かっていくことは一度のレッスンでは理解はで…

ドイツ語のオペラ

歌の人も、声の人も、ぜひオペラをいっぱい見てください。DVDが比較的安く字幕付きのものがたくさんありますのでお勧めです。その声、体の使い方、演技の仕方。オペラによっては、オペラ歌手がセリフをかなり長い間しゃべるものがありますので、芝居の人々に…

コツコツ続ける

やめたくなる時が必ず来ます。三日、三か月、三年が節目だとよく言われます。そういうときにぐっとこらえて、ただ続ける、ということが大切です。トレーニングできなくても(それが精神的な理由であれ、環境的な理由であれ)、トレーナーに会いに来てくださ…

続けるのは大変…でも…

ヴォイトレはすぐに結果が出るようなものではなく、時間をかけて丁寧に技を身につけていく作業なので、耐えることと続けることというのが必要不可欠になると思います。昔に比べて、「時間をかけずに便利で安くてものがよい」という商品が増えてきたと思いま…

気持ちを解放させる

日本人と欧米人とを比べて、日本人が苦手とする部分は「わかりやすい感情でリアクションをとる」ということではないでしょうか。日本の文化というのは「察する文化」。すなわち、言葉にしなくても、以心伝心で相手の気持ちを読み、過度な表現を嫌う文化です…

喉の疲れの蓄積

「個性のある声」で「高いところ」までもっていく、この両立が、今やレッスンの現場での最大の難関です。役者と声楽的な要素を兼ね備えた、昔の宝塚の男性役スターなどに若干みられた、それなりの熟練度も今や風前の灯です。 プロセスでは、話す声はガラガラ…

脱力

どの世界でも脱力の話は多くでてきます。それこそスポーツから芸術の世界まで、日常生活でも「力をぬけ」と言われることもあるでしょう。それは声のトレーニングでも同様です。 脱力ということはパフォーマンスを向上させるために行うのが前提です。共鳴、呼…