ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

「萬馬軒 橙」代々木店

偶然目に入り、お腹が空いていたので入ってみた。何ヶ月ぶりかのラーメン店。味噌ラーメンが売りのようで、つけ麺が大盛りサービスらしいとの事でつけ麺を。暫くしてつけ麺が出てきた。熱々のスープは、その場で具材や香辛料味噌などと炒めて作った出来立ての香ばしいものだった。口の中で湯気を通して伝わる香ばしさがすごく魅力的であった。五感で感じられるものは惹きつけられるものが多いなと思う瞬間でした。(UO

今日のトレーナーのメッセージ

久しぶりのコンコーネの曲はちょっとスタミナ不足でしたが、またゆっくり歌いこんでいきましょう。首の後ろを開くような感覚で歌う時が自由に歌えていたので、その方向で。(♯Δ)

今日のトレーナーのメッセージ

息に乗せて喋る練習をしましょう。最初にゆっくりと、寒い日に手を暖めるような息を吐き、そこに言葉を混ぜていく感覚です。この練習をちゃんとやればスムーズに歌に変換可能です。(♯∂)

今日のトレーナーのメッセージ

舌根と軟口蓋が近づかないように心がけると、より声に余裕が出てきて素晴らしく聞こえました。
曲になると歌詞がつくので大変になりますが、歌詞読みの段階で、できるだけこの空間を維持することや、言葉のフレーズを大事に喋ることができるようになると、より素敵になると思います。(♭Я)

コンクールに参加

コンクールにチャレンジすること、場数を踏むこと、ステージに出て「私はここにいるよー」と言い続けることが、自分にとっては大事だと思っています。トレーナーがあきれず、否定せず、付き合ってくださることに、感謝します。(KR)

準備のタイミング

声に関する改善点というと、声を出している最中の改善点をイメージすると思います。しかし、声を出しているときに起こるトラブルを防ぐためには、声を出しているときよりも、声を出す以前、つまり、準備の部分での改善が重要になってくる場合が多いのです。

例えば、ブレスの取り方が、力まないで必要なだけとれているか、ということであったり、準備のタイミングがつかめているかということなどがあげられます。

準備のタイミングに関しては、本人の意思と実際に自分自身が落ち着くタイミングとのあいだにギャップが生じてしまう人がいます。焦ってしまったり、~しなければならないというような感覚に駆られやすい人は、その傾向が強いかもしれません。

この状態というのは、いわば「あおり運転」に遭遇しているような状態で、自分自身が安全運転できるタイミングとはかけ離れてしまっていることが考えられます。たとえ、あおられそうになっても、自分自身の安全は自分自身で守るしかありません。

発声に関しても、人のタイミングであおられて動かずに、自分自身の落ち着くタイミングを大事にしましょう。サン・ハイなどとカウントしてみると、呼吸が整いやすくなったり、タイミングがつかみやすくなったり、やりやすくなります。

大縄跳びに入るのも、タイミングが重要です。スキーのジャンプでも、誰かに背中を押されたら、事故になりかねません。人間には、いろいろなことにリズムが存在していると思います。そのリズムとタイミングを、準備で味方につけられるとやりやすくなるでしょう。