ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイストレーニングに関わっている方と、ブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

顔が怖い

様々な合唱団に指導にいっていつも感じることがあるのです。それは「顔が怖い」です。顔が怖いと聞くと怒ったような顔で歌っているとか、眉間に皺があるとか想像しますが、私のいう「顔が怖い」は全員が笑顔の状態のときです。多くの指導者が
・ほほ骨を上げて
・ハミングの場所で
・頭を開いて
・目からだして
などの指導があるのですが一番合唱で多いのは笑顔で歌うという指導法です。発している言葉、歌詞、音楽と関係なく笑顔である時はとても怖く感じます。むしろ全員が指導者によって笑顔という状況に日本ではない違う国を覚えてしまいます。悲しい歌詞なら悲しくなればいい、ハッピーな歌なら顔の笑顔になるでしょう。怒りの歌なら内容が理解できていれば笑顔で歌えるはずがないのです。
指導に行くと「なぜ皆様はこの歌詞を笑顔歌っているのですか」と時々ききます。「ヴォイストレーナーから笑顔で響きを上げて歌えて言われているから」という答えが多いのですがヴォイストレーナーは声の専門家ですから声を出すためにそういうでしょう。しかし、歌詞や音楽を差し置いての声はないです。それでいいならずっとトレーニング聞かせるほうがよっぽどいい声かもしれません。
その時その時の歌詞や音楽で表現は変わります。
まずは顔で喜怒哀楽をだしてみましょう。そうしないと心と声の不一致が起きますよ。(♭Σ)