ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

声が出しにくい時は

風邪をひいたり、喉に状態としては至って普通なのに、声が出しにくく感じるときに起こっている現象で多く感じることは、口の開き方が狭くなっていっていることと、それを本人が自覚できていない場合だと思います。また、言葉によって口の形が変わり過ぎる場合も、出しにくいことに繋がります。このような場合、レッスンで指摘されると思いますので、練習の時に鏡を見ながら現状を認識するところから始めてみるのが、後々役に立つと思います。
自分がやろうとしていることと、実際に自分がやっている行動は必ずしも一致しません。改善していくために、最短の経路で進むためには、鏡を見て、歌っているときに自分がどういう状態になっているのかということを、客観的な目線で見ることが大事だと思います。最初は開く(顎を下げる)ということが辛いかもしれませんが、数を重ねることで徐々に慣れてくると思います。客観的な視線と繰り返しの努力で、口が閉じてしまう現象を改善していきましょう。(♭Я)