ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

楽譜に慣れること

小中学校時代の音楽の授業、覚えていますか?ほとんどの生徒にとっては退屈で、どこか気恥ずかしいような時間だったのではないでしょうか?自分達の好みではない音楽を鑑賞したり、歌ったり演奏したり、音符の読み方や訳のわからない音楽用語を教わったり・・・。「受験勉強に必要ないから」「将来役に立たないから」などと言って、適当に授業を受けていたのではないでしょうか?
確かに音楽の授業は直接将来役に立つことは少ないかもしれません。でも、本だって、漢字や慣用句、ことわざなどを知っていればより楽しく読めるし、知識も広がる、それと同じ様に、音楽も楽譜が読めれば、耳コピーではなく、自分で音をとったり、リズムをとったりすることができるのです。
小中学校の音楽の教科書(最近のことはよくわからないのですが)、私が学生だった頃や、その後教育実習に行った頃には、最低限必要なリズムや音符の長さ、音符の読み方が載っていて、授業で学習しました。
その基礎だけでも頭の片隅においておけば、その先音楽に触れる機会があった時に、より楽しく、より身近に音楽を感じることができるのです。
「もう、そんな昔のことは忘れてしまったわ」という方は、本屋さんや楽器店に行くと、音符やリズムのことを簡単に書いている本が出ています。音楽を仕事としている人、趣味としている人はぜひとも、歌詞カードやカラオケだけに頼るのではなく、楽譜にも慣れて自分で読めるようになることを私はおススメしたいと思います。
(♯Å)