ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

きれいに発声しやすい母音、子音の発声方法の手軽な方法

英語の発声を真似してください。英語の母音は共鳴しやすく、また子音の摩擦具合は軽快です。
そして舌を巻いて柔らかく使うからなのか、下顎の稼動域が引き気味でいい状態なのです。
映画などでの外人俳優さんの台詞や英語の歌をよく聞き込んで発音をひたすら真似してください。
特に母音を鳴らす際の口の奥の形や下顎の状態を研究してください。
そして日本語の50音すべてにその文字の発音の入る英単語に置き換えて練習してみてください。
例えば、「あいうえお」は「eye,east,oops,ear,oh」など。カ行なら「kite,kid,cool,chemistry,coid」など。だいたいでいいです。
そうして50音、できれば濁音なども全て英語の発音に置き換えて検証練習してみてください。母音子音のふさわしいコツがつかめるはずです。
中国語などもやわらかいのでいいのかもしれません。自分の体験談でもありますが、生徒さんに時々試すと特に共鳴がとてもよくなります。
英語の母音発声はロングトーンもしやすいので歌の練習にもいいと思います。是非お試しください。(♭Д)