ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

日常の生活の声

私は声優さん、役者さんなどを担当させていただくことが多かったのですがここ数年日常の声の悩みをもってレッスンにいらっしゃる生徒さんも増えてきました。そんな生徒さん方と接しているうちに私自身も日常の生活で聴こえてくる声に以前よりも耳を傾けることが多くなりました。
不愉快な感じを受けたりいい印象にならないものとしては
・マニュアルを読んでいるような遅れている電車の車内アナウンス。
・タメ口で接してくるタクシーの運転手や警察官や医者
・覇気のないやる気がなさそうな店員
などが私の場合はあります。この感じ方は人其々だと思うので一概に言えないのですが、かなり損をしているなと思うのです。たった数秒間の言葉がけを変えるだけでかなり印象は変わってきます。発声や呼吸、響きや、支え、かつぜつという問題は各個人いろいろあると思うのですが、「印象」という点はそれ以上に大事だと思います。上記のタクシーや警察官、医者、店員などは声や言葉の印象がいいだけでとても親切に感じますし好印象で次もお願いしたいと思うものですが、それぞれの職業での実力はあっても印象が悪いだけでもう会いたくないと思われてしまうものなので声だけでなく使い方も考えていく必要があると思います。(♭Σ)