ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

納得して現場に出る

自分が舞台に出だした頃から数年いつも感じていたことですが常に自分の声と戦っていました。思うとおりに出ない、レッスンや一人での練習ではできることが皆がいる現場にいくとそれが思うように出ない、高い音が怖いなど様々ですが。 今思うと自分のレベルでは対応できない舞台、役を多くやっていました。その場の雰囲気、若さの勢いでこなしていただけだと今は思います。いつも声のことに意識がいき、役作り、表現などは二の次になっていました。それでよい訳はありませんが若手という括りで許されてきたのだと思います。善し悪しはともかく自分が納得できる声が出ていたならばもっと違った表現、役作りができたと思うのですが今後輩達を見ていても同じような悩みで苦しんでいる人たちが多いことに気づかされます。(♭Σ)