ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

「モーツァルト・マチネ 」お勧め

ミューザ川崎で年4回土曜日の午前11時開演のコンサート。モーツァルトの曲を東京交響楽団メンバープラスゲスト演奏家で。午前中1時間15分のコンサート、一回3000円。クラシック門外漢にも敷居が低く、気軽に行ってます。4/14のゲストは歌手でした。ソプラノのサビーナ・フォン・ヴァルター、バスのパトリック・シンパーがそれぞれ4曲ずつ。パトリック・シンパーはとても素敵でした。コミカルな歌は茶目っ気たっぷりに、眼鏡をかけて登場したり、厳かな曲はまた違う表情で。一番前例で見ましたが、レッスンで学んでいるように、お腹を持ち上げて後ろに声を出しているように感じました。サビーナ・フォン・ヴァルターは魔笛「ああ、愛の喜びは霧と消え」がとても素敵でした。はかなげな悲しみが糸をひくようにつながっていて美しく感じました。歌い手は声質だけでなく、キャラクターが曲に合うかどうかもあると感じました。バスの歌い手さんは、コミカルになったり、厳かになったり、自由な感じ。ソプラノは、美しさや清らかさ、あるいはドラマチックさを求められると思いました。(KR)