ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

「奇跡のレッスン」Eテレ

世界的に一流の指導者が子供(主に中学生)に一週間指導する様子が撮影されている。いろいろなジャンルにわたるが大人が見ても学ぶところが多い。以前合唱指導者が出てきていたが、発声に対する説明がとてもわかりやすかった。(MO)

テクニック

「トレーニングは、できるだけ毎日したほうがよい。」とは、昔からよく耳にするフレーズですが、これをヴォイストレーニングにあてはまると、微妙に修正が必要になります。まず、ほとんど筋力を重視しない分野のトレーニングならば、あまり休む必要がないかもしれませんが、筋力も重視するオリンピックの体操選手のような場合は、筋肉を育てるために、ある程度の休息が必要になり、それは丸一日の休息でも、足りない場合もあります。
ヴォイストレーニングの場合は、もちろん体操選手ほどの筋トレはしなくてもよいですが、呼吸関係や支え・喉周りの筋肉は、強いほうが有利です。また、いつも充分に潤っていなければならない声帯というデリケートな器官が、音質を左右する声は、無理をしなくても、一日中使い続ければ、どうしてもダメージが残ります。
一方、テクニックの習得のためには、なるべく長時間、毎日繰り返しトレーニングすることが、ほとんどの場合、有効です。ここに、ヴォイストレーニングのジレンマが生まれます。発声を上達させるためには、さまざまなテクニックの習得が必要で、そのためには1分でも長く自主トレをしたくなるのですが、そのために喉にダメージを負わせるわけにはいきません。この部分のバランス感覚が、とても重要なポイントです。(♭Ξ)

今日のトレーナーのメッセージ

体調があまり良くないなかでのレッスンでしたので、ご本人としては不本意なところも多かったと思いますが、コンコーネも上達している中でのアドバイスと思って下さいね!(♯Δ)

今日のトレーナーのメッセージ

扱っています教材は日本語ではありますが、欧米の言語のように縦の響きを意識して発するように心がけましょう。支えの筋肉をゆっくり長く使うことを意識してみてください。(♭й)

今日のトレーナーのメッセージ

寝ながら発声することによって、いい感覚に慣れてきているように感じました。
ゆったりとブレスをとることを大事に、引き続き慣れていきましょう。
コンコーネもとてもきれいに歌えていました。
同じ音を伸ばしているような部分は、頭の中で、ちょっと先のフレーズを予測するように歌うと、ビブラートがかかり、きれいに歌えていました。(♭Я)