operaと歌舞伎のコラボを見ているような気がした。
声の正解
音楽や声の世界だけにかぎったことではありませんが、正解が多すぎて目指す方向で迷う人が多いように感じます。私も多くの人にたくさんのことをアドヴァイスされ、ダメだしをもらい、全く違うことを多く言われてきました。
一声楽家としての個人の見解ですが、コンクールなどで上位をとるのは一人の先生にみっちりとレッスンされて一つの発声を極めようとしているタイプです。しかし、このタイプは実際にプロとしての現場にいくと少なかったりします。
プロの現場にはたくさんの正解があり、毎回違う共演者は自分とは全く違う発声で歌っていたりします。自分の先生とのレッスンや同じ門下の世界では正解なことも、一歩現場にでれば否定されることも多いです。でも、現場なんてそんなものです。
自分の中ではありえない発声の人もいますが、声や歌以外の部分で必要とされている人もいたりします。それでも立派なプロの仕事です。
コンクールで一位をとれる人はすごい人です。しかし、現場でいろんな正解の中で自分の声や歌を認めさることができる人はもっとすごいと思います。(♭Σ)
今日のトレーナーのメッセージ
オ母音が連続すると早くなりがちなので注意しましょう。こもっていく傾向にもあるのでもっと前にだして喋るよう意識してください。(♭Σ)
今日のトレーナーのメッセージ
歌い出しから声に響きが乗ってきましたね!自主練習でも「前屈」の効果はきっと実感できるはずです。(♯α)
今日のトレーナーのメッセージ
歌い出しから声に響きが乗ってきましたね!自主練習でも「前屈」の効果はきっと実感できるはずです。(♯α)
今日のトレーナーのメッセージ
今日のトレーナーのメッセージ
今日のトレーナーのメッセージ
今日は少し「暗め・深め」な声をイメージしながら読んでいただきましたが、声の通り道が改善され、素晴らしくなりました。
この感覚に慣れていきましょう。(♭Я)
今日のトレーナーのメッセージ
声を出す前のブレスはとても大切です。
視野の問題
物事には「狭く深く」掘り下げることが必要な場合と、「広く浅く」幅広い視点でものを見ることの二つが必要不可欠であると思います。歌のレッスンなどでは、特にこの二点が重要であると思います。とにかく集中して掘り下げ、体得させていく時期は前者ですし、それを応用させるためには後者の要素が無ければなりません。
「何かをよくしていこう」と思うときに、「良かった部分の安定維持」に全力を注いでしまいがちですが、「完全な再現」というのはそう簡単にできないものなので、実は難しいのです。全体的な打率を上げていくことを大事にしていくことが、自分を助けてくれることに繋がると思います。そのためには、状況に応じた視野の調節ができるようになっていくといいでしょう。これは繰り返し、試しながら自分の感覚として身に付けていかなければならないので、最初は難しいかもしれませんが、いろいろ実験していくうちに、徐々にできるようになっていくでしょう。正解は一つではありません。様々な視点から、その時々のベストをチョイスできるようにしていきましょう。(♭Я)