ヴォイトレレッスンの日々  

ヴォイトレに関わっている方とブレスヴォイストレーニング研究所のトレーナー、スタッフの毎日をとりあげていきます。

声の正解

音楽や声の世界だけにかぎったことではありませんが、正解が多すぎて目指す方向で迷う人が多いように感じます。私も多くの人にたくさんのことをアドヴァイスされ、ダメだしをもらい、全く違うことを多く言われてきました。
声楽家としての個人の見解ですが、コンクールなどで上位をとるのは一人の先生にみっちりとレッスンされて一つの発声を極めようとしているタイプです。しかし、このタイプは実際にプロとしての現場にいくと少なかったりします。
プロの現場にはたくさんの正解があり、毎回違う共演者は自分とは全く違う発声で歌っていたりします。自分の先生とのレッスンや同じ門下の世界では正解なことも、一歩現場にでれば否定されることも多いです。でも、現場なんてそんなものです。
自分の中ではありえない発声の人もいますが、声や歌以外の部分で必要とされている人もいたりします。それでも立派なプロの仕事です。
コンクールで一位をとれる人はすごい人です。しかし、現場でいろんな正解の中で自分の声や歌を認めさることができる人はもっとすごいと思います。(♭Σ)

声のレッスンの感想

機敏に発音し、口を正しく開けることを自由みできるようになったら、楽しくなると思います。

脳科学者の中野さんが、「脳に負けるかもしれないと脳が感じると、脳が負ける方向へと働いて、結果負けることになる」と話しているのを聞いて、レッスンの時も、間違った後で脳がそちらの方向に働いてしまうように失敗してしまうことがあることに思い当たったことがあり、常にプラス思考に「うまくいく」と思えれば、ずい分楽しくなるのでしょうが難しいです。もっと本気を出さないと。(YY)

声のレッスンの感想

機敏に発音し、口を正しく開けることを自由みできるようになったら、楽しくなると思います。

脳科学者の中野さんが、「脳に負けるかもしれないと脳が感じると、脳が負ける方向へと働いて、結果負けることになる」と話しているのを聞いて、レッスンの時も、間違った後で脳がそちらの方向に働いてしまうように失敗してしまうことがあることに思い当たったことがあり、常にプラス思考に「うまくいく」と思えれば、ずい分楽しくなるのでしょうが難しいです。もっと本気を出さないと。(YY)

今日のトレーナーのメッセージ

地声、話し声のキーはとても安定してきました
力みも少なく、舌の固さも減ってきました
裏声がまだ、力みや舌の固さ、また、声帯が上がってきて来るような感じで
まだ喉を絞めてしまいます
口の中の奥行きをキープし、力みなく声が出せるように頑張っていきましょう
日ごろの中で裏声の感覚を養うのも一つの方法なので
裏声を使い、慣れていきましょう(♭Ц)

今日のトレーナーのメッセージ

喉に力を入れないということができてきています。以前までは喉で声を保持してしまっていたので、声に伸びやかさが足りなかったのですが、脱力ができているため、声をお腹でしっかり支えたときに、伸びやかな高音が出せるようになってきました。今日は緩めることと、音を縦にも横にも伸ばして、身体をしっかり使っていただきながら高音を伸ばしていただきました。(♯β)

今日のトレーナーのメッセージ

今日は少し「暗め・深め」な声をイメージしながら読んでいただきましたが、声の通り道が改善され、素晴らしくなりました。
この感覚に慣れていきましょう。(♭Я)

今日のトレーナーのメッセージ

声を出す前のブレスはとても大切です。ブレスを瞬間に喉のポジションがきまります。吸った息はすべて声にしたい。そのつもりで声をだしていきましょう。常に力まず。(♯γ)

視野の問題

物事には「狭く深く」掘り下げることが必要な場合と、「広く浅く」幅広い視点でものを見ることの二つが必要不可欠であると思います。歌のレッスンなどでは、特にこの二点が重要であると思います。とにかく集中して掘り下げ、体得させていく時期は前者ですし、それを応用させるためには後者の要素が無ければなりません。
「何かをよくしていこう」と思うときに、「良かった部分の安定維持」に全力を注いでしまいがちですが、「完全な再現」というのはそう簡単にできないものなので、実は難しいのです。全体的な打率を上げていくことを大事にしていくことが、自分を助けてくれることに繋がると思います。そのためには、状況に応じた視野の調節ができるようになっていくといいでしょう。これは繰り返し、試しながら自分の感覚として身に付けていかなければならないので、最初は難しいかもしれませんが、いろいろ実験していくうちに、徐々にできるようになっていくでしょう。正解は一つではありません。様々な視点から、その時々のベストをチョイスできるようにしていきましょう。(♭Я)